結婚3年目でセックスレスになったことを悩んでる専業主婦のヨーコさんの元に子供の頃に大好きだった漫画のキャラクター「なのかちゃん」が現れます。懐かしくなって使わずにとっておいた雑誌の付録を探しているうちに旦那さんが隠していたSMグッズを発見してしまいます。帰宅した旦那さんを問い詰めると忘年会の後に付き合いでそういう店に行ってからハマってしまったらしく、ショックを受けながらもそういうプレイをやってみようとヨーコさんが奮闘するお話です。 半年ぶりに見た旦那さんの身体にはピアスがあったりなかなかのどハマりっぷりだと思いますが、それでも奥さんのことは愛してるんだな…と感じるシーンはあるので嫌いにはならなかったです。慣れないSMプレイをするヨーコさんの姿が子供が遊んでるみたいで悲しいし笑っちゃうし可愛いしで好きでした。旦那さんが通っている店の女王様も登場して三角関係になっていくのも面白かったです。河内遙先生のちょっとアブノーマルな話が好きなので大満足でした!
季節を感じられる作品って、心温まってとても好きです。 花屋の店主六花の元旦那(既に亡くなっている)が見えてしまって、中々恋愛が前に進まない葉月くん。 元旦那さんは亡くなってるから、もちろん六花には触れられない。一番の切なさを感じたところがあったんですが、六花さんと葉月くんは現実で生きていて、二人の関係もどんどん前に進んでいるところですかね。 元旦那さんは、亡くなった時のまま全てが止まってるので。葉月くんとのやりとりとか諸々切なかったなあ。 花と人との描写はすごく綺麗で癒されました。
クールで鈍感、天然で受け身、器用貧乏で容姿端麗で凄くモテる主人公関根くん。 世にも稀に見る残念男子が自分の趣味を見つけようと編み物教室(マジック教室?)に通い、そこで気づかずながらも恋をする話 あまりに無関心で殻に籠りっぱなしの関根くん、そんなの関係ねぇとばかりに干渉してくる店長のお孫さん。 そこで少しずつ喜怒哀楽を見せる様になるが自分の感情にも無関心だった為になかなか自分の感情にも気付けずもどかしい。 いざ好きな人が出来てもアプローチの方法が分からずしどろもどろですが不器用ながら頑張る姿も愛らしい。 そんな残念男子関根くんの成長と恋模様を描いた話、母性本能をくすぐる様な可愛さとクールさを絶妙にマッチさせる表現力と絵のタッチがとても合っていて面白いです。
ゆるりとした雰囲気が心地よい。思い思いに、好き好きに、自由に、たまに追憶を味わいながら、みんなで楽しくごはんが食べたくなってくる。
花屋でアルバイトをしている青年・葉月くんは店長の六花に片思い中。 あるとき彼女の家に訪れると、知らない男が居た。 突然の失恋にショックを受けるが、その男は六花の亡くなった夫・篤であることが判明。しかもその姿は葉月にしか見えない。 夫の死後、恋愛から遠ざかっていた六花と、葉月を六花に近づけまいとここぞとばかりに邪魔をしてくる篤。篤の存在を尊重しながらもどうにか六花を振り向かせたい葉月くんとの少しオカルトな三角関係! 最初の方はわりとコミカルに話が進んでゆくけれど、篤が葉月の体を乗っ取ったり、もしかしてこの恋って命がけ?というような展開に。 というコミカルとシリアスが絶妙なさじ加減で描かれてます。4巻で終わるのでぜひこの夏に読んで欲しい… 自分は河内遙先生の描く三白眼男子が大好物なので、それだけでも読む価値があると思いました。
明治時代で自分と瓜二つの「雛子様」と出会う陽菜。 入れ替わったり一人で飛び出したりで、好きになってはいけない人との恋愛。 これが雰囲気だけで終わらせてないので面白い。 明治時代の人間関係を描くだけだと遠くて感情移入できないですが、現代の高校生が主人公なので自然と胸キュンできます! 恋愛部分はさすが河内遙、と行った感じで。 少女漫画読み慣れて若干ワンパターンに飽きてる人にも多分新鮮と思えるでしょう。 明治女子、着物&ブーツ可愛いです… 美味しいとこ総取り漫画
波よ聞いてくれもいいけどこっちもいいじゃん!? なんかおもしろそうだったので1巻読んでみました。 結構ラジオ好きなのでこういう制作の裏側には興味あるのですが、ああいうラジオ収録ブースを前にした時の感動はわからないなぁ〜…と思います。 でもこの作品で主人公に感情移入してラジオブースの見開きページ見た時心踊りました。 楽しいんだろうなこの現場は! すごい昔に地元のラジオ曲に潜り込んだ時のことを一瞬思い出しました。 単純に喋りがうまい主人公がそのままパーソナリティになってもあんまし面白くない気するのですが、波よ聞いてくれも、リクエストをよろしくも、こういう意外な人物、しかしその辺にいそうな人物が喋りをやるってとこがいいですね。 ずっと喋る仕事、よくよく考えるとすごい仕事だなと思います。話題性にとんだ内容でないといけないし、考えてもいなかったような話題を振ってくるリスナーもいるだろうし。 色々想像膨らむ漫画かと思います!
河内遙先生が描く王道少女マンガ的ラブストーリー。 曽祖母にもらったネックレス、天気雨、とあるクラシック音楽の一曲、三つの要素が合わさると自分そっくりのお嬢様が生きていた明治時代に飛ぶらしい。主人公は子供の頃にも一度タイムスリップしたことがあって、その時に出会ったお嬢様の婚約者である御曹司とはお互いに初恋の相手でもある。無くしたネックレスを探す為にお嬢様のフリをして御曹司に接しているうちに恋心が増すんだけど、自分の正体を明かすことも出来なくて…というお話です。 これはちょっと展開が読めなくて面白いなと思ったのは、主人公の他にもタイムスリップした人物がいるところです。それがお嬢様が恋心を抱いている若き書生だから益々面白い。人物相関図がワクワクの多角形になってます! 子供の頃のように恋と少女マンガに憧れる純粋さを思い出させてくれる良作。
河内遙とエロティクス・エフはとんでもない怪物を生み出しております。 完璧超人かと思ったら自分の気持ちに無自覚でうっかり泣いちゃうとか。おいおいおいおい何泣いてんだよ!喜、と思ってしまいますね。女の子はみんないじわるだと誰かが言っていましたが、関根はそういう欲望を満たしてしまう才能があるんだと思います。みんなでもだえましょう。
結婚3年目でセックスレスになったことを悩んでる専業主婦のヨーコさんの元に子供の頃に大好きだった漫画のキャラクター「なのかちゃん」が現れます。懐かしくなって使わずにとっておいた雑誌の付録を探しているうちに旦那さんが隠していたSMグッズを発見してしまいます。帰宅した旦那さんを問い詰めると忘年会の後に付き合いでそういう店に行ってからハマってしまったらしく、ショックを受けながらもそういうプレイをやってみようとヨーコさんが奮闘するお話です。 半年ぶりに見た旦那さんの身体にはピアスがあったりなかなかのどハマりっぷりだと思いますが、それでも奥さんのことは愛してるんだな…と感じるシーンはあるので嫌いにはならなかったです。慣れないSMプレイをするヨーコさんの姿が子供が遊んでるみたいで悲しいし笑っちゃうし可愛いしで好きでした。旦那さんが通っている店の女王様も登場して三角関係になっていくのも面白かったです。河内遙先生のちょっとアブノーマルな話が好きなので大満足でした!