マンガ大賞2025はなんだと思う?ウオズミアミ 『つらねこ』熊倉隆敏 『天狗の台所』田中相 『天幕のジャードゥーガル』トマトスープ 『峠鬼』鶴淵けんじ 『同志少女よ、敵を撃て』鎌谷悠希、逢坂冬馬、速水螺旋人 『ドッグスレッド』野田サトル 『ドラゴン養ってください』東裏友希、牧瀬初雲 『泥の国』山田はまち 『南緯六〇度線の約束』うめ(小沢高広・妹尾朝子) 『ニセモノの錬金術師』うめ丸、杉浦次郎 『ニッターズハイ!』猫田ゆかり 『日本三國』松木いっか 『ニンゲンの飼い方』ぴえ太 『猫が4匹いる暮らし』カワサキカオリ 『ねずみの初恋』大瀬戸陸 『寝坊する男』阿黒巧熙 『の、ような。』麻生海 『のあ先輩はともだち。』あきやまえんま 『脳梁ドッグファイト』常盤魚 『バーサス』あずま京太郎、ONE、bose 『胚培養士ミズイロ~不妊治療のスペシャリスト~』おかざき真里 『ハヴィラ戦記』みのすけ、町健次郎、西村奈美子 『はかばなし』原克玄 『馬刺しが食べたい』桜井さよる 『8月31日のロングサマー』伊藤一角 『ぱちん娘。』若林稔弥 『バックホームブルース』長尾謙一郎 『はっちぽっちぱんち』嵯峨あき、カツラギゲンキ 『バッドベイビーは泣かない』鳥飼茜 『花四段といっしょ』増村十七 『薔薇村へようこそ』柴門ふみ
「このマンガがすごい!2024」の話をするスレウオズミアミ 13位:『ふきよせレジデンス』谷口菜津子 同14位:『インターネット・ラヴ!』売野機子 同14位:『艮(うしとら)』山岸凉子 同16位:『かみまち』今日マチ子 同16位:『発達障害なわたしたち』町田粥 同18位:『いつか死ぬなら絵を売ってから』ぱらり 同18位:『おひとりさまホテル』マキヒロチ まろ 同18位:『恋せよまやかし天使ども』卯月ココ
ウオズミアミ4巻はクリスマス🎄🎁Twitter漫画家『三日月とネコ』連載中🌙食べ物と猫とドライブと怪談と龍とWINNERが好き。インソ。どうでしょう藩士。多方面マイノリティー。サバイバー。女性のパートナーと10数年目。制作物告知&ほぼ雑多ツイート。個人アカウント✉︎amiuozumi@gmail.com
『三日月とネコ』のウオズミアミさん最新作。本作もまた大人の女性の上質な関係性が描かれています。 「ヤキモチを焼かれないので、本当に愛されてるか自信を失った」 という同棲して2年の彼氏と別れた主人公・宝(たから)。 33歳にして結婚を考えていた相手と別れてどうしようかというところで偶然にも中学生の頃の同級生・エマと20年ぶりの再会を果たしたことで、ふたりの物語が再開します。 当時のエマにとって、宝は単なる同級生に留まらず自分の存在を救ってくれていた掛け替えのない存在で、宝さえいてくれれば他に誰もいらないと思っていたほどでした。 宝は、そんな強い想いを昔から変わらずぶつけてくる美しくてかわいいエマに対して少しずつ自身も絆され、感情が徐々に溢れ零れていきます。何も障害がなければひとつの美しい祝福されるべきふたりの物語で終わるのですが、いかんせん既にエマは人妻。相手の男性は経営者で、性格もとても優しくエマのことを大事にしている人であるというのもまた複雑です。 ただ、当のエマ自身は現状に満たされない想いがあるようで、宝との再会によってよりその想いも強くなっており……。 いちごミルクキャンディの香りによって呼び覚まされる甘酸っぱく切ない記憶が、郷愁と共に胸の奥へと焦がすような熱を灯します。丁寧に紡がれていく彼女たちの関係性に目が離せません。中学時代のふたりの姿は、血流を良くしてくれます。 全体的に上品なんですが、友達のお母さんが作ってくれたおでんの味が忘れられずにずっと探求していてその正体はおでんの素だったという庶民的なエピソードも好きです。