※ネタバレを含むクチコミです。

もちろん路田行さんのお名前は知っていたのですがじっくり読むのは初めてです。やっぱり短編集は手に取りやすくていいな〜！ 離婚寸前の夫婦が入れ替わっちゃう「逆のボタンはかけづらい」と、保健所の職員さんがゴミ屋敷を訪ねる「ヤナギダクリーク」が好きでした。どちらも設定だけだとギョッとしますが、路田行さんが描かれるキャラクターの表情がとても豊かなのでほんわかした気持ちで読めます。 読み終わってみると笑ってたりホッとしてたりする顔の印象がすごく残りました。

１巻読了。独特なテンポの恋愛漫画だ。一方的に絶ち切られた元カレとの恋を引きずる綿野さん。寂しさのあまり、以前録音した彼の声を繰り返し聴き続ける日々を送っている。同じ言葉を繰り返すだけの声に虚しさを感じていた彼女の前に、彼そっくりの声を持つ男が現れ…、といったお話。続きが気になるわ。

男女入れ替わりものです。 社内結婚したカップルですが、妊活や仕事が忙しくなり、不仲になります。 そして遂に離婚を決意。 しかし翌日朝起きると、男女が入れ替わっていました。 男女入れ替わりものにはお約束の、男（入れ替わり後は女）が胸をみるシーンや温泉に行くシーンが個人的にはGOODでしたね。 ムフフなシーンもありますが、このカップルは男女が入れ替わった方が仲良くなりました。 そしてラストシーンはまさか・・・・ 衝撃的でした。

素敵なお話。透明になっても、透明なままでいいやと思ってしまっても、その人の人間性までは消えない。 カフェでランチを楽しむ優雅な美女にも人には見せられない一面があり、俺なんてもともと透明みたいなもんだと諦めてる男にも人を救える魅力がある。 かわいいラブストーリーだけど、それ以上に人の心を照らすような優しさがある作品だった。