巨匠の原作に俊英が挑む!!伝説の盗賊が帰って来た!!藩の蔵から拝領の品が盗まれる事件が続いた。手口の鮮やかさから暫平が疑われる。汚名を晴らすためにお蘭と暫平は盗賊を探すのだが…『消えた織女』他7編収録。
戦争を知らない世代にむけて、1945年8月15日を18名の漫画家の記憶で振り返る。「この本は、その時代を生き、戦争を肌で感じた我々仲間達の、昭和二十年八月十五日の記録である。戦う日本が平和な日本に生まれ変わったその日、その時、それぞれが何処に居て何を考え、何をしていたか。戦禍をくぐって今日まで生き延びた人々のそれぞれのドラマティックな一日を描いた作品は、その一つ一つが平和な世界への道標のような気がする。我々の趣旨に賛同し、それぞれ、絵や文章を寄せて下さった戦後生まれの方々の作品も加えて、重みのある一冊となったこの「私の八月十五日」。一人でも多くの方に見て頂き、戦争について平和について、あらためて考えて頂ければ幸いだと思う。」(森田拳次、まえがきより)収録作家:小島功、赤塚不二夫、一峰大二、さいとう・たかを、高井研一郎、古谷三敏、花村えい子、牧美也子、北見けんいち、武田京子、ちばてつや、牧野圭一、松本零士、水野英子、森田拳次、里中満智子、バロン吉元、村野守美 ※本書は『昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日』(ミナトレナトス刊)に収録された作品から18名の漫画家の作品を収録しています。
大正・昭和の廓を舞台に、男と女が織りなす綾と当時の風俗の完全描写で大人気を博した名作が、ここに復活。劇画の巨匠さいとう・たかをの隠れた代表作。
<決定的瞬間>無謀な取材撮影の連続で“馘切り寸前”ニックネームを“寸前”と呼ばれるカメラマンが、後楽園球場の大観衆の中に10年前、人前から姿を消してしまった大女優の姿を見つけて撮影に成功。その直後から寸前は車に跳ねられかけたり、襲われたりする事件が!!この撮影の裏にいったい何があったのか!?他2編収録
歌と舞の貴族の世は終わりを告げ、武士による力の時代“男の時代”がやってきたのだ――動乱の鎌倉時代、不屈の魂で仏像を彫り続けた男がいた!!天才仏師・運慶の生涯を描く傑作歴史ドラマ!
狙ったものは“美女から水爆まで”必ず手に入れると恐れられている泥棒のプロフェッショナル・シュガー。世界を股に変幻自在、霧のように現われ、煙のように消える男!!モナコ・グランプリをかっさらうための幻のクルマ・物件“М”を盗む依頼を受けたが…!?「女と車は闇夜に盗め!!」他2編収録。
地球・西暦2050年、スペースコロニーの前身だった宇宙貨物船はケンタウルス座・プロキシアの第10惑星を目指し地球を飛びたった……その航行中に磁場の影響で進路を誤り、超新星に遭遇、その衝撃で空間のひずみに落ち込み、銀河系宇宙の外へと飛び出してしまった。それから150年、人口は3万人を超え、それに合わせて貨物船はスペースコロニーへと形態を変化させ、今もマザーの地“地球”を目指して、今も漂流している……ゴローとジュリアはひょんなことから知り合い、コロニーには隠された秘密があることを知るが…!?
<逃走経路不明>いぬも歩けば棒にあたる。いろはがるたのせりふの通り、捜査のために歩き回る権藤刑事のニックネームは「いぬ棒」さん。東都銀行に3人組の強盗が入ったが、車で待っていた主犯が3人を射殺、逃走した。いぬ棒の捜査が始まった。<サンシャイン殺人事件>他2話、更に<原潜の腸をつかみだせ!!>を収録。
M電機の機密書類をライバルS電機に売りつけていた営業マン阿久津が何者かに脅迫されていた。時を同じくして、ホステスのエマが10日間も休んでいた。脅迫者は阿久津と関係があったらしい。裏に何かがあると、『深夜警察』薊警介(あざみけいすけ)がのり出した!――「涙の値段は」。午前0時の主役シリーズ全7編の他、短編2編を収録。
痛快時代劇傑作!!斬り捨て御免の秘剣が唸る!悪がはびこる宿場町の治安を守るのは「斬り捨て御免」の許可証を持つ孤高の剣士!
フィリピン・マニラ市で、ニトロを使って金庫破りを計った2人が逮捕された。近海の無人島にレジャーランド建設を企てる銀行の頭取は2人を雇う。爆薬の知識のある彼らに、戦時中の不発弾の処理をさせるためだったが、それは表向きで、真の目的は埋蔵金の発掘であった。
スーパーつるやに勤める五常清一は、社長から将来を嘱望されていた。清一は父と姉と三人暮し。食事の時間も惜しんでミシンを踏みつづけるミシン職人の父を、清一はバカにしていた。社長の一人息子が友人の恋人を強姦。その事件を、社長からポスト約束を条件に黙認する。アクション時代劇画《すて石の鉄》《怨霊が行く》を収録。
大凶作となった天保二年、甲州勝沼、逃散家族を三人の牢人が襲った。亭主が殺され、女房が犯されそうになったとき、それを救ったのは、女房おつるの幼馴染で、十五年前、人を殺して村を出奔していた喜三郎だった。そこへ喜三郎を追ってきたのは尾張藩隠密だった。飢餓状態の廃村で二人は対決!!
女首村…ずっと昔、不義をはたらいた女が殿様に首をはねられ、その首が一ヶ月も村の辻にさらされたことからついた名だという…。その女首村の、対立する二戸部家と久鬼城家との間で次々と起こる殺人事件。二戸部家の長男で新聞記者の一也が帰郷して、事件の謎に迫る!!
織田信長、豊臣秀吉に使えた軍師・黒田官兵衛の実子は、官兵衛が荒木村重に幽閉されていた間に、信長、秀吉に殺されていた。軍師として二人に仕える身でありながら、我が子の復讐に燃える官兵衛は、二人の相打ちを画策する。信長は光秀に討たれたものの、秀吉は災い転じて福となし天下人に!!
柳沢吉保の家来・富樫十兵衛の依頼を受け、水戸黄門の命を狙って城に侵入した日暮半九郎。1年後、何故か水戸黄門に代わって世の悪を退治すべく、格さんと一緒に旅にでる。
「ゴルゴ13」のさいとう・たかをが描いた自伝的コミック!みんなが貧しかった昭和23年、大阪の岡田村で悪いことばかりして生きていた山田武尊(やまだ・たける)と仲間達。ある日、仲間のケツネから進駐軍の倉庫にマンガを描くのにちょうどいい紙があると聞いた武尊は、銃殺の危険も顧みずに侵入して盗みに成功するが……!?※リイド社刊行のコミックスを分冊しています。
徳川時代後期……剣豪が輩出した時代に、剣で身を立てるべく修行の旅に出た青年剣士・風吹波之進は、幾多の人物と触れあいながら、天下一の剣士になることを夢みて、たくましく成長していくのだった…
天下一の剣士を目指す風吹波之進、十六歳。下諏訪神社の奉納試合で凄腕の剣客・鳴神鬼心と出会い…
銃を構えた覆面レスラーによるテレビ・ジャックが起き、スタッフ、テレビ局はパニック状態に陥った。そこへ、プロレスのテレビ中継を打ち切られたため、東部行きを決めていた日本人レスラー・ダンが、テレビ中継復活を条件に救助を申し出た。犯人の正体は!?時代劇画《血風》他2編を収録。
応仁の乱に端を発する混乱は、日本中に戦乱の嵐をもたらした。明日をも知れぬ下克上、戦国時代である。甲斐の若駒、大地に立てり。見つめる先はただ、天下。
「俺の後ろに立つな」── ゴルゴ13の警戒心の強さを物語る有名なセリフです。しかし、このセリフ、一体どこで発せられたのか? 正確にはなんと言っていたのか? ゴルゴ13には、“名言”と呼ばれるセリフが数多くあり、それは彼のビジネスに対する姿勢であったり、任務を確実に遂行するために、または生きていくために必要な警戒心からくるものであったりするのですが、その言葉は一般人である我々にとっても大事な言葉でもあります。本誌はゴルゴ13のそんな“名言”が発せられたタイトルをセレクト、収録した第1弾です。『ビッグ・セイフ作戦』『セクシー・タイガー』『アルヘンチーノ・ティグレ』『高度7000メートル』の4編収録
スナイパーコミックの金字塔『ゴルゴ13』! 選りすぐられたエピソードをテーマ別に読むことができるマイファーストビッグ版の初期巻が、ファン待望の電子化をした! 記念すべき第1巻はゴルゴ13がNATO軍など軍隊と戦いを繰り広げるエピソードを収録する。反乱軍を鎮圧する依頼を受けたゴルゴ13だが、反乱軍の首謀者は洋上の戦艦にいて、しかもゴルゴ13は協力者の裏切りを受ける。果たしてゴルゴ13はミッションをクリアできるのか? あらゆる困難に屈しない、ゴルゴ13の“強さ”や“逞しさ”を堪能できる一冊!(この巻のエピソード「第1話:戦艦ヨークシャーの反乱」「第2話:チチカカ湖はどしゃぶり」)
マンガを革新した“劇画”の原点がここに!貸本単行本のナンバーワン・ヒット作『台風五郎』の選りすぐりの長編2作を、失われた原画に代わり、最新のデジタル技術で初版本から完全復刻した“劇画の王様”さいとう・たかを追悼の豪華新装版です。