珠玉の短編で綴る日本漫画の表現の歴史! 選者にいしかわじゅん、江口寿史、呉智英、中野晴行、村上知彦、山上たつひこ(五十音順)の6氏を迎え、日本の漫画を彩った幾多の短編の中より選び抜いたアンソロジーを編年体でお送りします。
火田七瀬は精神感応能力者。乗っていた列車の中で、自分以外の超能力者と出合う。一人は同じ精神感応能力者であるノリオ。もう一人は予知能力者の恒夫。恒夫は列車の脱線転覆事故を予知し、その思考が七瀬に流れ込む。わかっていながら誰も助けられないことに悩む七瀬。3人だけが列車を降りる‥という恒夫に対して、七瀬の判断は!? 冒頭には故郷をあとにする七瀬を描くエピソード0「七瀬、故郷に帰る」を収録。
高校2年の紺野真琴は踏切事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を手に入れた!?あの名作が新たなヒロインで再びよみがえる。劇場公開作完全コミカライズ。
進路に恋に悩み多き高校三年生・和子の青春に転機が訪れた。理科室でラベンダーの香りを嗅いだ時から、彼女は時間跳躍能力に目覚めたのだ…!!
世界から一つずつ文字が消えていく。文字が消えれば、言葉が消える。言葉で表現できないものは、この世から消える。――いったいどれだけのものを消滅から守れるだろう。ある日突然、物語の主人公として虚構の世界を生きることになった小説家・佐治勝夫。現実と虚構が徐々に溶け合っていく中で、佐治はなにを思うのか?\原作約50万部/\TikTokをはじめ、数々のSNSで話題/1995年の刊行以来、たびたび話題となる筒井康隆の実験的名著が、まさかのコミカライズ!【解説:飯間浩明(国語辞典編纂者)】
人気女優残虐猟奇殺人事件、爆破による貨物列車転覆、代議士秘書の転落死、電子工業研究所の謎の火災…。続発する怪事件を指示していたのは、ある仮面の男だった。両親を殺し、自らの命をも狙った敵を追い詰めるため、次々事件を起こす稀代の殺人鬼スカルマン!その復讐とは……!?『仮面ライダー』の原型ともいわれる名作『スカルマン』の他、筒井康隆の傑作小説をコミカライズした『ベトナム観光公社』など、全6編を収録!
初代時をかける少女・芳山和子の娘である芳山あかりは、母の想いを伝えるために1972年にタイムトリップを試みる。しかし、間違えて1974年にとんでしまい…!?
人の心が読めてしまう少女・火田七瀬は、その能力が悟られないよう家政婦として様々な家庭を転々としている。七瀬が垣間見る人の心の闇とは?「時をかける少女」の筒井康隆の名作サイキックドラマを完全漫画化!