新幹線の車内で、突然苦しみだした老婦人を鍼灸の道具で治した柊漢治郎。勤務先を転々とし、どの病院でも院長クラスに楯突いてクビになった過去を持つ漢治郎は、東洋医術を駆使し、病巣の根幹に迫る魔術師。新幹線で助けた老婦人・梅花に頼まれ、東北の城下町、合津市へとやって来た漢治郎を待つものとは…!?
淫魔と化した超絶十二剣士VS若き忍者・木造京馬!魔人・果心居士の妖術に惑わされた、世に並ぶ者なき十二人の大剣士たち!!人の技を超えた無双剣術と伊賀忍者との、壮絶なる死闘の火蓋が切られる!!山田風太郎の奇時代劇画を完全劇画化!!
【漫画版 野武士のグルメをフルカラーで味わい尽くす!】還暦で知った、この醍醐味!! こういうのがウマいんだ。最高だね、焼きそば&昼ビール!! サラリーマンとして定年まで真面目に勤め上げた香住武(60歳)は、昼下がりの散歩中、ソースが香る焼きそばとキンキンに冷えたビールのうまさを知る。定年後に見つけた秘かな楽しみ、それは「ひとり飯」「ひとり酒」。ひとりだからこそ人目を気にせず、己の流儀で思うがままに食べたい――そう、野武士のように。もう食べずにはいられない、垂涎の極旨グルメコミック、フルカラー版で再登場!!※『漫画版 野武士のグルメ』の全9話中、『九月の焼きそビール』『タンメンの日』『朝のアジ』の3話を収録しています。※カラーに対応していない端末で閲覧する場合はモノクロでの表示となりますのでご注意ください。
曲がったことが大嫌い!世の中の薄汚い野郎どもを紙上で叩きのめす浪速の爆裂新聞記者、その名も法善寺不動丸!東京へ向かう新幹線の中で国会議員・大釜田の非常識で傲慢な態度を目撃した不動丸。さっそく記事にするが、権力をフル活用する大釜田の逆襲にあってしまう……。
幼い頃、巨大な陰謀に巻き込まれ、家や母、祖父の命を奪われた兵頭史彦。その直後、養子に出され、姓が神崎となった史彦は、現在は明和銀行本店の吹き溜まりと呼ばれる資料部に勤務していた。だが資料部に左遷されたことにより、兵頭家を崩壊に追いやった黒幕が、明和銀行会長・天野晋造と羽鳥建設会長・羽鳥徳助であることを知る。
大阪府警天王寺北署の巡査部長・水沼正三、48歳。多額の借金あり。水沼は、極道組織の闇金に手を出し、取り立てに追われる日々だったが、ある日、チンピラから金になる情報を聞き出す。浪速南病院の医師が闇でモルヒネなどを流しているというのだ。金の匂いに誘われて、水沼は浪速南病院へと向かうが…。銭の亡者が、今、地獄の門扉を開く!!
部下に誘われ、息抜きとピンサロへ行った岩田。だが…その証拠写真を人事課に突きつけられ、解雇を通告される。入社して20年、主任となった42歳の岩田は、妻と娘との生活に幸せを感じていた。しかし、会社を解雇されたことを知った妻は娘と家を出て行った。突然のリストラ、妻からの離婚宣告。岩田が辿り着いた先は風俗の世界だった。
ッと………息呑む、七人の妖艶な悪女!!美しく、儚げな女の隠し持つ牙に御用心!!吸い付いたら離れられぬ柔肌が…「蝮のお里」、幾百の男に絡みつく激しき生…「百足のおふさ」他、全7編収録。
不朽の名作を完全劇画化。赤穂浪士の真実が描き出される!!『忠臣蔵赤穂事件』の序章、「松野廊下刃傷事件」から「片落ちの裁定」までを収録した鮮烈の第一巻。
大学助教授の滝沢は、大事な念書を取り戻すため待ち合わせ場所に向かう。そこに現われたのはヘビ沼の異名を持つ刑事・水沼と、バブル時代の申し子・絵美であった。多額の借金を抱え込んだ三人の偶然の出会いが行きつく先は…!?大ヒット作「借王」続編!!
女囚5046号、九条マリア(くじょう・まりあ)。殺人罪で20年の刑を受け、T刑務所に服役中の身ながら、月に一度、彼女は塀の外へ出る。法で裁けぬ者を始末するヒットウーマンとなって。そして、仕事を終えると塀の中へと戻ってくる。あたかもブーメランのように。伊沢広は、K県警南町署捜査課刑事部長にして、自分の立場を利用し、犯罪の参考人及び容疑者の女性に付け入り覚醒剤等により肉体関係を持つ。そのことにより死亡した女性は10人を下らない。K県警捜査室の内偵により、ほぼ事実と認められるが、伊沢自身、これまでに総監賞を10数回受けており、確たる証拠もなしに処分することもままならない。法で裁けぬ悪を滅ぼす、荊冠(けいかん)の聖母に外出許可が下る――!!
警察の総力をもってしても検挙できない巨悪を潰すためコンピュータが選んだ二人、港署の狂犬のような刑事・犬神京太郎と、元警察官で今は極道の花輪兆治。二人の極悪潰しがはじまった!殺されて、顔の皮をはがされた若い女性の死体が6体もあがっていた。芸能プロダクションのオーナーが犯人だったが、警察は手だしができずにいた。
その名を聞けばヤクザのお兄さん達も裸足で逃げ出すという、ケンカ駆け込み寺・瑞寛寺(ずいがんじ)。その住職にして、瑞寛打拳法の使い手・青円(せいえん)と、怪力の丈巌(じょうげん)。町の人たちは、仏の道に背く者には鬼より怖い青円達を警察よりも頼りにしていた。ある日、アイドル歌手・長倉由起子(ながくらゆきこ)の全国ツアーでのボディガードの依頼が舞い込む。しかし、由起子の護衛に付いていた丈巌(じょうげん)が、何者かに病院送りにされてしまい……。はたして、青円は由起子を守りきれるのか!?今野敏&土山しげるコンビが描く、格闘説教劇画がいよいよ登場!!
バブル期のマネーゲームで作った、借金15億円のエリート銀行マン・安斎。飲む打つ買うの三拍子が好きで、刑事より極道に向いている借金1億円の刑事・水沼。元ソープ嬢で、現在は店を経営している5億円の借金がある女・怜子。この借金苦の三人が織り成す、正当法ではないやり方でいかにして大金を稼げるかという、現代の闇にひそむ金の亡者の騙しあい!!
永禄八年(1565)――天下布武を標榜する織田信長は、稲葉山城攻略に苦慮していた。翌年、墨俣を取るべく行動を開始するも、織田家の重臣である佐久間信盛、柴田勝家が斎藤龍興らの軍を前に敢えなく敗退を喫す。そんな時、一介の足軽大将であった木下籐吉郎が「奇策」を進言する。それは、まさに奇跡とも言える策略であり、「天下人への階段」の第一歩であった!「人誑し」と呼ばれた天下人・秀吉の原点がここにある!