ポーの一族

バンパイアとは言わない

ポーの一族
ママ子
ママ子
1年以上前

学生時代いろんなジャンル読んでいて、この後萩尾望都作品読み込んでいくとこになったきっかけの一冊。 「バンパネラ」の魔性の美、それでいておぞましいところのある。美しく消え入りそうな雰囲気を巧みに表現されています。 結構前の作品なので絵が古いと敬遠されそうですが、きれいな絵とほの暗く哀しいストーリーたまりませんね。 五巻しかなかったとは思えないほど、心に焼き付いた一作です。

ユフラテの樹

もうひと声ほしい!!

ユフラテの樹
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

ユフラテの樹:1973〜1974年に学研の高1コース連載 日本発狂:1974〜1975年に学研の高1コース連載 どちらも高1コース連載ということで、主人公たちは高校生です。表紙でもツメエリをお召しになってます!!! 表紙も雰囲気ありますし、タイトルもかなりカッコ良いので、期待してしまうのですよね!!その期待に比べて、若干もう一声ほしかった感はあります!いや、別に普通に面白いので良いのですが!!! ユフラテの樹は、主人公は3人組なのですが、その中でも序盤に「こいつがメイン主人公っぽい」と思われた正義キャラの鎌くんが、ひょんなことから闇落ちしてラスボスになってくる展開はヅカ作品では珍しいかもしれません。 同時収録の日本発狂ですが、ユフラテの樹と比べるとこちらの方が好みでした。特に序盤はサスペンス感があり楽しめました。 ちなみに手塚先生はあとがきにおいて、「ユフラテ」は何から取ったか忘れたと書かれてますが、Googると、聖書とか神話とかに出てくる地名だったり河川名だったりするようです。ユーフラテス川も派生語でしょうか。 確かにそう考えると、手塚先生の時代はGoogle社の設立前なので、ググるという概念がなく、そんな時代にあれだけのバラエティに富んだ作品を生み出されたことを考えると恐ろしすぎますね。。。たぶん目の前に手塚先生が現れることがあれば、怖すぎて失神すると思います。 かりに手塚先生がご健在のみぎりにGoogleがあったとしたらどんな作品ができていたのでしょうか。そして手塚先生は電車の中で99%の人がスマホをいじってる世界をどのようにお考えになるでしょうか。。

ヨルムンガンド

戦闘ものお好きでしたらぜひ読んでみてほしい

ヨルムンガンド
ママ子
ママ子
22日前

どちらの良かったですが漫画よりアニメのほうが、内容は入りやすかったかな?間の雰囲気は漫画のほうがおすすめ。 戦うということにどちらも正義があって、それでいて他方から見たら悪になる。矛盾だらけだけど平和を願って武器を売る。主軸はヨナとココだけど話の背景も面白い。 戦闘ものなので、年齢問わず楽しめると思います。世界情勢勉強した後だと、さらに読み込み深くなって面白いかもしれません。

ばるぼら

手塚先生が「創作」について語ります!!!

ばるぼら
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

1973〜1974にビッグコミックで連載された作品です。ヅカ先×ビッグコミックは何らかのニックスが発生しているのか、かなり安定して高品質のマンガができるので、読んでて非常に安心感があります。 物語の骨子は、芸術や創作について描いたものですが、それを彩るスパイスとして、酒や異常性癖やヴードゥなどが登場します。 一話目から主人公の妄想が描かれ、それが数ページ後になって妄想だったとわかる作りになっていて、それが何回か繰り返されるので、後半もどこからどこまでが妄想なのか現実なのかよく分からないような不思議な感覚になってきます。 「のんだくれでで グータラで うすぎたなくて あつかましくて・・・ 無責任で 気まぐれで おせっかいで 狂気じみてる <略> 芸術ってもんは もともとそういうものさ・・・」 という芸術観が披露される場面があるのですが、この部分、なんか知らないけど異常なまでにめちゃカッコ良いので、いつか飲み屋でパクって語ってみたいと思います。

ザ・クレーター

チャンピオン創刊号から連載の由緒ある作品!!

ザ・クレーター
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

1969年の創刊から1970年にかけて少年チャンピオンで連載された作品。 同時期に同じ秋田書店のプレイコミック(青年向け)に空気の底シリーズをやってました(手塚先生がです)。 ちなみに単行本の収録順は、連載順とは異なっていて、「二つのドラマ」(私も気に入っている話です)が第1話だったようです。「二つのドラマ」冒頭には、連載を開始するにあたっての簡単な導入部があったようなのですが、カットされています。 導入部は以下のとおりですが、これによると人間の心をテーマにした連作だったようです。三百億話まで続く可能性があったかと思うと、手塚先生のストーリーテラーとしての天賦の才に畏敬の念を禁じ得ません。 『ーたった一キロ四百グラムの人間の脳髄の中に 心のトビラがある もしかりにこのトビラの中をのぞけば そのおそろしいほどのひろがりと深さに おそらくゾッとなるだろう 人間は 心の中をあらわすのに よろこんだり悲しんだりおこったり苦しんだりする・・・ だが 世界三十億の人々が・・・みんなそれぞれ・・・ 別々の気持ちを持ったとしても・・・ もし心の中をのぞくめがねをかけさせたとしても 自分とまったくおなじ心を持った人間はひとりとしていないことがわかるだろう だから 人間の心をテーマにした物語は 三十億か あるいはその十倍もできるはずである そのうちのほんのいくつかをえらんで・・・皆さんに紹介するのだ・・・』

キングダム

めっちゃ面白い・・・・ですが!!!

キングダム
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

面白いから絶対読むようにとのことだったので、読みました。読み始めはなんか知らないキャラやオリキャラっぽい方ばかり出ていたのでスッと入れず、正直そこまでかな??と思いつつ我慢して読んでました。 ただ気付けばどハマりに!!ここだけの話ですが、会社をズル休みして一気読みしました!!!当時、鄴を攻めてるところまでだったのですが、その時点で若干冗長化してきていて、読み方もなぞるだけ担っていたと思います。 その後は新刊が出るたびにコンビニで購入して読んでいたのですが、1巻毎に読むとほぼ進展がなく、途中でやめてしまいました。ちょっと調べたら鄴は攻略完了したようなので、そこまでをもう一度再読しようかと思っています。

スラムダンク

名作すぎる!50年後とかも読まれてるんだろうか・・

スラムダンク
酒チャビン
酒チャビン
1年以上前

名作すぎて読んでなかったら絶対に読んだほうがいいと思います。31巻あって若干怯みますが、怖いのは最初だけです。 当時ジャンプを定期購読していたので、連載開始時から読んでました。ただ、始まった当初は周りでもそこまで話題じゃなかったと思います。私はそれなりに楽しく読んでいましたが。 今読み返すと、確かに序盤はちょっとギャグなども若干上滑り気味のところもありますが、そこは愛嬌ですね!!!キン肉マンですら序盤は天丼マンとかと戦ってましたので! ラスト付近の無声映画のような感じは、こちらののめり込み具合と絶妙にリンクし、最後のパスのところとバチーンのところで多分鼻水が出てしまうことでしょう。

ブラック・ラグーン

ハリウッド映画のようなドンパチ作品

ブラック・ラグーン
ママ子
ママ子
1年以上前

アニメも漫画もどっちもいい! ロックとレヴィと町の人たちが、いい具合にぶっ飛んでます(笑)。 アニメオープニング曲は疾走感があって作品にぴったりでした。 なかなか続きが出ないから、新巻が出るたびに読み直ししています。 中二病っぽいとか痛いとかいろいろご意見あるみたいですが、ハリウッド映画のわかりやすい非日常のような感じを楽しめて私は好きです。

ぼくらの

命と少年少女と巨大ロボ

ぼくらの
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

世界系ロボマンガの超名作 少年少女の葛藤や青春とロボット物が絶妙にマッチ 命をかけて地球を守るロボット物と思いきや、重いかつ悲しい物語は単純な面白さだけでなく、喪失感も非常に大きい むしろ喪失感がすごく読んでて鬱々した気持ちになる時も... ただそれを超える衝撃があるので、何度読み返しても楽してる名作になっている アニメも高クオリティで、結末がマンガと違うがどちらも最高なので合わせて楽しんで欲しい

ベルと私の一週間

予想を裏切られるぞ! #読切応援

ベルと私の一週間
名無し
1年以上前

愛犬・ベルを亡くした笑子の前に現れたのはベルの着ぐるみを着た謎人間。一見異常すぎる光景だがふたりが交流を重ねて笑子の傷ついた心が癒やされていくのが心地よい…と同時に終始「コイツ何者やねん」というデカすぎる謎がぶら下げられたままどんどん読み進めてしまった。終盤ベルを亡くした自分を「励ましてくれたのはお兄ちゃんだった」という、回想が入るので、まぁそうだよな…と思って読んでたらすごいびっくりしちゃった。絵もめちゃくちゃかわいいです。

RAVE

画力の上がり具合を是非見て欲しい

RAVE
宮っしぃ
宮っしぃ
1年以上前

真島先生の画力の上がり方が本当に凄いんですよ... 1巻と最終巻の差がヤバイ、そして先生の漫画への愛もヤバイ 本当に漫画描くのが好きなんだなぁと伝わってくる良ファンタジー作品 絵だけでなく、ストーリーも骨太なファンタジーで少年漫画の良い所もありと見ていて全く飽きがこない 伏線もしっかりしていて通して読むと、おおぉぉ!と思う所もあり最初から最後まで楽しめる ヒットメーカーである真島先生の初期作品だが、その中でも冒険ファンタジーとして完成されているのでオススメ 読むならFAIRY TALEやEDENS ZEROを読む前に必ず読んで欲しい

青春シンデレラ

もう一度好きな人と

青春シンデレラ
Nano
Nano
1年以上前

高校時代、初恋の相手に酷いフラれ方をした紫苑。 ある日、あんな奴忘れてやる!と当時の写真を破り捨てたら…なんと高校時代にタイムスリップ。 夢かと思いきやどうやら現実で、戸惑いつつも初恋の相手長谷川くんと再会し、心を揺り動かされる紫苑。 長谷川くんかっこいいんだよな~…あと親友の美月もいい…。 中身27歳の紫苑が17歳の長谷川くんに翻弄されてるのも可愛い。

ギャルとクトゥルフ

桐谷さんの著者によるギャル×アイドル

ギャルとクトゥルフ
さいろく
さいろく
1年以上前

ツイ4連載作品だったが3巻をもって完結。 フルカラー4コマでのんびり読むのに向いてそう。 ギャルは自分の好みのギャルではなかったけどポジティブで良いのかも知れない。 ぽんとごたんだセンセーのネタは世代を感じるものもありたまに刺さる。 WEBアクションでやってる「お忍び同棲」の方が読みやすい気がするので、正直4コマより普通に描いた方が面白かったんじゃないかと思っちゃうとこもある。

サヨナラフラグ

マキヒロチ初の短編集!

サヨナラフラグ
さいろく
さいろく
1年以上前

短編集って良いよねと言ってから色々読み返そうと思って開いたのがまずコレでした。奇跡。 「バンタンの学生か!」というフキダシ外のツッコミがたまらなく秀逸&世代を感じて超ツボでした。 そしてその回だけはなんと初出が漫画ゴラク…?他のはフィーヤンなのに(笑) という不思議で、かつちゃんとツボは押さえてあって、ちゃんとマキヒロチな短編集です。

俺が好きなど嗤わせる【コミックス版】

銀行で繰り広げられる水面下オフィスラブ

俺が好きなど嗤わせる【コミックス版】
千代
千代
1年以上前

同作者の『俺が好きなら跪け』のスピンオフ、舞台も同じ東都第一銀行本店 前作では主人公達の上司だった梶次長と神谷次長の話 この作品以外にもいえるけど里つばめ先生のお仕事ものはちゃんと業務内容にも触れられていてキャラクター達が仕事していると実感できるのが良い 『俺が好きなら〜』では神谷次長は主人公の上司という立場だったから威厳ある雰囲気だったけど、実は隠れビッチだったとは… なんか誘うのも手慣れてるし、さらに涼しい目元の眼鏡の美形…属性盛り沢山で好き 梶次長も神谷次長の反応見て試行錯誤を重ねて関係を進展させようとしているのが分かるからつい応援してしまう 全体的なストーリーは『俺が好きなら〜』と比べるとこっちは比較的大人っぽい もともと台詞だけじゃなくて間を取ったりすることで言外に人物の心情を描写することの多い作者さんだけど、今作では読者に委ねるような余白の部分がより多いと感じた あと、付き合うまで割と色々あったのにくっついたら2人とも甘々でびっくり…永遠に見ていたい ちなみにその後の2人はCRAFT vol.96に読み切りとして描かれているのでよかったらぜひ https://bookwalker.jp/debc034947-f52f-41f2-9398-09bbf9ad6181/

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