おさんぽ剣士

凄腕剣士の人生散歩

おさんぽ剣士
かしこ
かしこ
9ヶ月前

市田さんの漫画が好きなので年末に新作読切が読めて嬉しい限りです。メインのストーリーがどうのこうのというより小ネタが面白いのが市田作品の特徴ですよね。私が一番好きだったのは剣士とクマちゃんが付き合うきっかけになった「宴の時ずっと僕の手をサワサワしてましたよね」がツボでした。ファンタジーの世界にこういう下世話な感じをマッチさせてくるのがいい。あの2人はお似合いだったから別れて欲しくなかったよ〜。

44歳の彼女

44歳同士のラブコメ #1巻応援

44歳の彼女
兎来栄寿
兎来栄寿
9ヶ月前

『シャッフル学園』、『デリバリーオブザデッド』のホリユウスケさんが送る、現代アラフォーラブコメ。 動物フィギュアの原型師である主人公・王寺竜丸(おうじたつまる)が、ある日同じ未婚独身44歳の隣人の隣人である料理人・大庭希厘(おおばきり)と出逢いラブがコメり始める物語です。 何も起こらないと思っていた人生でも、ある日突然予想外の展開が起きることもあるんですよね。そこには年齢も関係ありません。 最初こそ王寺の方が一方的に好意を抱いているように感じられながらも、意外と希厘の方も満更でもない感じを言外に出してくるシーンには口元が緩んでしまいます。 しかし、そこに介入してくるのが32歳の黒髪ロングストレート美人の和白葵(わじろあおい)。彼女も含めた三角関係の様相を呈していきます。 普通に考えれば葵がお邪魔虫ポジションなのですが、 「私は男運のないメンヘラです  メンヘラ歴32年のプロと言ってもいい」 と語る葵をどうして嫌いになれましょうか。30歳を超えた瞬間に友人や家族や社会から受ける≪圧≫の描写も、共感を生むところでしょう。読んでいて、3人ともどうにか幸せになって欲しいと思うことしきりでした。 未婚率もますます高くなりつつある現代社会、独身アラフォーのこうした作品の需要もますます高まって行くことは間違いないでしょう。 全体的な会話のテンポなども小気味よく、1冊で気持ちよく読み終えられる作品です。

えれほん

考える漫画

えれほん
カイ
カイ
9ヶ月前

3本目の「もう人間」 かなり荒れそうな題材だが、自分や知人がこの状況になったらどうするだろう。 スクリーニングテストで障害が見つかり、一生子供の介護が必要になることが分かりきってる場合でも中絶は悪なのか。どんな状況でも生きることが正義なのか。 社会の抱えてる問題をフィクションに置き換えて切り込んでいく うめざわしゅんの漫画は考えさせられる

ドントクライ、ガール

コミカルラブコメ。勢い素晴らしい。

ドントクライ、ガール
カイ
カイ
9ヶ月前

短編2本で前半は表題のドントクライ、ガール いたって正常なJKが裸族であること以外完璧なイケメンの叔父の家に居候 常識ってなんだっけ?正しいんだけど何かがズレてる違和感とのギャップが面白い 後半の漫画はお堅いヒューマンドラマ。前半とガラッと印象変わります。 サクッと読めて良い漫画

殺彼―サツカレ―

暴力シーン&グロテスクなシーンが大量

殺彼―サツカレ―
ゆゆゆ
ゆゆゆ
9ヶ月前

話が進むと警告がド派手に大きくなるので、小さい文字で警告はダメねとなったんだろうか。 作者コメントで旭さんが「倫理観をバリバリに保ったままフィクション殺人鬼愛に溢れた漫画を描きたい。」と書かれているのだけど、倫理観とは。 出てくる殺人鬼キャラクターたち、見た目は良いのかもしれないけど、どいつもこいつもどこかおかしい。 主人公がおかしいと言ってるから、おかしいで間違えていないはず。 その真っ当そうに見えてくる主人公はDV男。勘違いしてはいけない。 一人称視点で読める風の、それぞれのお仕事(殺害)シーンもあったり、ドラマCDについての閑話もあったり。 ドラマCDまで作られたのは、見た目は良いキャラクターたちだからかなとか、ホラーやグロ表現が好きな人もいるよねとか、第一話冒頭の「エンターテイメントで描かれる暴力が楽しめるのは無関係だから」につながるのかなとか、いろいろ考えてしまった。

ぼくとバインとカタラーナ

クイズみたいに2択じゃない

ぼくとバインとカタラーナ
野愛
野愛
8ヶ月前

青春だ思春期だかわいいだなんだで片付けたら少年にうるさいと言われてしまいそうだけど、こういう頭でっかちではち切れそうな青春っていいよね。 バインに振り回されるのもカタラーナに包まれるのもいい。クイズみたいに2択じゃないんだぞ!!少年!! と、うるさくてうざい大人は言いたくなる。 男子ってやーねみたいな感じでも、少年かわい〜みたいな感じでも、どちらからでも楽しめる。 バインもカタラーナもいいから両方行ったらええんや

テンタクル

女が強くてカッコいい #完結応援

テンタクル
かしこ
かしこ
9ヶ月前

2巻が血生臭くてめちゃくちゃ面白いです!バッサバッサと薙刀で男達を切り刻んでいく美しい人妻が出てきますよ〜!残念ながら3巻からは電子版のみの販売になってしまいましたが、今こそ全巻一気読みを推奨します!! 舞台は幕末の九州。国家転覆を測ろうとするテロリスト達を心優しき主人公が杖術で撃退していきます(杖術とは文字通り「杖」を使った武術だよ!)。テロリスト達も複数いてそれぞれの思惑があるから一筋縄じゃいかないんですよね。 主人公が最も敵対するのが皇族の血を引く女の子で、しかも凄腕の二刀流なんです。それがカッコいい〜!!幕末の歴史に詳しくなくてもカッコいい女達を見るだけでも価値があると思います。

ロストバージン how to sex 【電子限定特典付き】

「ロストバージン」続編

ロストバージン how to sex 【電子限定特典付き】
るる
るる
3ヶ月前

本編よりこっちの方が好きかも。 お付き合い前の意味不明な八つ当たりする江本じゃなくて、もう長治から大切にされて落ち着きつつある江本に成長中だからかな。 ただ!江本襲われ過ぎ問題😂 あれだけ乱暴なくせに襲われたらどうにもならない、てか学ばない。脇が甘い。 最後に関係を公表するかなーどうかなーと思いながら、そこはスルーのまま終了。

ホタルの嫁入り

余韻に浸れた。。

ホタルの嫁入り
Pom
Pom
9ヶ月前

何となく新刊が出る度に気になっていましたが、読んだら面白かった〜 3巻にして、あ、面白いなって思ったのでこの後の物語が非常に楽しみ。 プロミスシンデレラも、強い心を持った女性が主人公だったけれど、ホタルの嫁入りの余命僅かな令嬢・紗都子も、芯の通った女性でかっこよかった。(いや、かっこよくなっていっているのが正しいのかも。現在進行形で、強く逞しく。) 殺し屋・進平は、話が進むにつれて、あれカッコ良くて可愛いのか。。?いや、しかし殺し屋で、まだ謎あるな〜 沙都子が、心から進平に引かれてるんだなって読みながら感じた時が一番胸熱でした。 1巻ずつ読むと、続きが気になりすぎるなと思ったので次巻読む時は、何巻か貯めこんで読んで楽しみたいなと思います。

自殺島

死ねないなら生きるしかほか無い

自殺島
nemuke
nemuke
9ヶ月前

「逃げ」に究極が「自殺」じゃあその自殺という選択肢が奪われたら? 本の名前が病み過ぎな名前と真逆で自殺をする物語ではなく 今まで自殺を繰り返してきた人間が無人島で本気で「生きる」ということが描かれた漫画。 失ってから気づく食料の有難み。 安全の有難み。 秩序の重要性。 仲間と畑を造り、狩りをして、 眼の前で死んでいく人のリアルのそれを感じて 「生きる」をテーマにした物語。 主人公 セイ 愛犬 イキル 彼女 リヴ 名前の由来も「生きる」からきている。 生きることの大切さを失った人にはぜひ読んでほしい。

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