バッキボキに、へし折る。金と権力で。
「残り一日」とタイムリミットがあるとおり、そして1話冒頭ですべて成し遂げたとわかるとおり、気持ちいいほど颯爽とストーリーが進んでいく。 いわゆるザマァ系なので、攻略対象たちはほんとにどうにもならないなあという性格の人たちばかりで、むしろゲーム中ヒロイン役のパワーはすごいなと驚くばかりで。 そして、おバカキャラにも思える攻略対象たちを断罪の場から引きずり下ろす様は、これまでの公爵令嬢としての勉強と努力を知るには十分と言えるかもしれない。 3巻完結なので、サクサクっと、スッキリと。 サブタイトルにRTAとあるとおり、コミカルな動きはあっても、無駄な展開はなく。 でも3巻は少し糖度上がったストーリーでした。
ストーリー自体はよくある、悪役令嬢の転生もの。悪役令嬢vsヒロイン、どちらも転生者という構図でありきたり。
ただ、①断罪24時間前に覚醒②裏で動く人がいるミステリー感 の要素が新しく加わって、簡潔に読める作品となってる。
ご都合主義は、これ系には当たり前w
サクッと転生もの読みたくなった時にオススメ☆