いい三角関係だった!
目の前で見せつけられ叶わぬ恋をしてしまった男子の美大受験記。 可愛くて絵も上手い同級生の雪村さんが、女性の美術教師・有野先生に連れられ美術部にやってきた。吸い寄せられるように雪村を好きになってしまう主人公だったが、雪村の視線の先にはいつも有野先生がいて有野先生にだけ見せる笑顔があって…。 絵の上手さへの嫉妬や羨望、才能、恋、努力、憧れ、ライバル意識などいろいろな感情がそれぞれに混ざっていてよかったです。 https://championcross.jp/series/b51d18d5c15c9
美術部の男子・尾沢くんの視点で話が進むんだけど、尾沢くんが恋をする雪村さんと顧問の有野先生3人の関係性やそれぞれの思いを踏まえると、尾沢くんはいちばん脇役だったのだと気づいてしまう絶妙な描き方。脇役かもしれないけど、尾沢くんがいなかったらあの結末にはならなかったし、未来に希望が持てる終わり方で、眩しッ!って感じです。