ネタバレ

余命3ヶ月の宣告を受けた18歳の主人公。母親の希望によりコールドスリープをすることになり、1年のうちに4日間だけ目覚め、18歳のまま15年間生きることになった。しかし目覚める度に普通に年を重ねている恋人や友人達とのズレを感じ始める…。

計143ページの大作ですがスルスルと最後まで読んでしまいました。面白かったです。あのままコールドスリープを続けてたら主人公も家族もみんな辛くなったと思うけど、それをやめる選択は本人にして欲しかった。あの2ヶ月後には死んじゃうんだと思うと何となくスッキリしないし、年下の妹が主人公と同じ年齢になって顔がそっくりになったのも変わりの人間がいるみたいだと思ってしまった。心理描写がたっぷりとあったので感情移入しすぎちゃったけど、これが50ページくらいの短さだったらまた違った印象になるかもしれない。

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ダイヤモンドの功罪

最新話で綾瀬川が覚醒したぞ!!

ダイヤモンドの功罪
かしこ
かしこ

最新話でついに!綾が覚醒をしましたね!エヴァで言うところの覚醒と同じ意味なので心配ではありますが、これから益々タイトル通りの「功罪」っぷりを発揮してくれることでしょう。 ということで単行本を読み返してみました。運動神経だけではなく、身体能力、そして頭脳と、スポーツをする為の全てに恵まれた小学5年生の綾瀬川。U12の日本代表でもエースに選ばれ、他の代表選手からも「俺の世代にはずっとコイツがいるんだ…」と恐れられる程の逸材っぷり。しかし綾瀬川の本心は只々みんなと楽しく野球がしたいだけ。そう、綾本人も自分の才能に傷ついているのです。でも誰もそれを知らない。いてもイガくらいかな? 私は野球に関して全くの無知なんですがそれでもハマるのは、これが「才能」の話だから。やはり圧倒的な才能は人を翻弄するんですよ!!恐ろしやです。 日本代表の並木監督があのまま綾の面倒を見てくれたらよかったけど、このまま足立フェニックスで限界まで投げ続けたらプロになる前に選手生命が絶たれそうで心配ですね。ストーリーの冒頭で何回か高校球児になった綾が出てくるけど「この試合で壊れてもいい…!」と言ってたのが気になる。それがどういう意味なのか。やけっぱちなんだろうか。今のところ理解者になりそうな人が大和しかいないけど、東京と大阪で距離もあるし、大和もプレイヤーになりたそうだし、どうなっちゃうんだろう…。 将来は大谷さんのようになってくれたらいいのにな〜と思うのも綾にとっては大きなお世話なんだよね。とにかくハッピーエンドであってくれ!!と願いながら読んでます。

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143ページの大作だけど読みやすいにコメントする
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