サクッと作ったものすら宝物並みの性能
原作者さんは「ダメスキル【自動機能】が覚醒しました~あれ、ギルドのスカウトの皆さん、俺を「いらない」って言ってませんでした?~」の方と同じです。 こちらも奇想天外な展開と、読みやすいコミカライズでおもしろいです。 呪具師は、不人気な職業といっても、突き詰めたら無双できる職業だったという、まあ、よくある展開です。 無自覚な無双に加え、デザインセンス以外他者評価に対する意識が海峡の底よりも低いというアンバランスさがあります。 そして、主人公は職を突き詰めた結果、解呪しないと外れない以外、おおきなデメリットが薄い道具(デザインセンスは独特)ばかり開発しています。 変わった設定と思って読んでいたら、どうやらそれ以外でもなさそうな感じが、かつて所属していたSランクパーティから漂っています。 どうなるのかなというストーリーのおもしろさと、愛嬌のある主人公やヒロインたちが魅力的です。 よくある設定から、続きを読みたくなる作品を生み出せるのはすごいですね。
呪具師という呪いの道具を作る職業の主人公、仲間たちには気持ち悪いなど良い印象を持たれず、もちろん生産職のため戦闘もできる訳ではない
それもあってパーティ追放されるが、実は仲間に呪いの装備のバフ部分だけを与え、呪いのデバフを自分が全部肩代わりしていた
解放された主人公は呪具師として商売を始めるが作る呪具は物凄いチートレベルのものばかりで〜、なお話
追放→実はチート→無自覚無双、みたいなのは良くある設定だが、呪具師という設定が面白い
物語もテンポ良く爽快感もあるバトルや冒険、スローライフ的な要素もしっかりあってと、バランス良く色々な物が楽しめるのでファンタジー作品として楽しめた