”勇者という名の刑罰”を受ける罪人たちの反逆の物語 #1巻応援
この世界における“勇者”とは世界を救うヒーローなどではなく、 人類の生息域の半分を奪い未だ侵攻を続ける“魔王”と呼ばれる異形の存在に対し、命を落としても蘇生させられて戦うことを強いられる“勇者刑”という刑罰の受刑者たちのことを指します。 この作品はそんな“勇者”の1人、ザイロ・フォルバーツの戦いの日々を描く作品です。 “勇者刑”には刑期というものが存在しないため、 “魔王”との永遠の戦いを強いられるザイロたちですが、 戦いの途中で彼は、太古の人類が生み出した魔王に対抗しうる戦力である “女神”と呼ばれる生命体と出会います そこから彼の戦況は大きく変わることになるのですが、実はザイロが“勇者刑”を受けることになった経緯には“女神”の存在が大きく関わっていました。 “女神”との出会いによりその過去を思い起こさせ、あらたなしがらみとなってザイロを苦しめる、そんな様子を迫力のある戦闘シーンと絡めながら描いていくダークファンタジーです。 1巻まで読了
勇者とは罰に値する生き方らしい。
たしかに、そうかもしれない。
勇者と言わず、ヒーローはそういうものかもしれない。
普通に生きたいよね、みんな。
敵にミンチにされて、肉片集めてまた復活させられて戦って、なんて嫌よね。
死刑より強い罰なので、勇者刑に処せられていると知られると皆反応が良くない。
さらに死刑より強い罰なので、ろくでもない奴らばかりが出てくる。
主人公が真っ当な、いわゆる勇者に見えるのは、周りがろくでもなさ過ぎるからだろうか。
そして13番目の女神がかわいい。
承認欲求の塊が女の子の姿になると、こんなにかわいいのか。
アニメ化予定でおもしろいよ、とのことで読んでみたら、設定がなかなかおもしろく、キャラクターたちもおもしろい。
原作を一気読みしちゃおうかしら。