イラストレーターと冒頭にあったけど、まさか「こげぱん」の作者さんだったとは。

焦げてやさぐれたパン、こげぱん。
たれぱんだの後、一斉を風靡した焦げたパン。

読後にまとめられている、作者による他の本紹介で知りました。

本作の内容は子宮系というより、卵巣系。
早期閉経の話と、第二子希望していた話と。
話題が話題なので、内容もスピリチュアル系になりそうなせいか、何度も「人による」という話が書かれています。
自分でできる対策として食べ物の話は漢方が多め、筋肉を鍛えろ、筋肉を鍛えろ、そんなかんじの内容が載っていました。
ようは生活習慣を変える。
閉経を遅らせ更年期障害を減らし。
科学の力以外でできることを全力で対応されています。
描かれていない日常もなかなか大変そうな雰囲気です。

読んでいて、いずれくるものとはいえ、知らないことばかりだなと思いました。
閉経に至るまでに現れる症状(白髪、歯茎などなど)はとくに勉強になりました。

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ヤンキー君と白杖ガール

目からの情報過多な世の中

ヤンキー君と白杖ガール
ゆゆゆ
ゆゆゆ

登場するヤンキーは顔の傷がなくて、服の趣味が良ければ、ものすごく人が良くて純愛している好青年。 弱視の女の子に「ポエマー」と言われるほど、大好きなユキコさんの前では好青年。 一線を越えると黒豹に戻るようだけど、ユキコさん第一なので基本は好青年。 コミュニケーションお化けのようなユキコさんも、見えないからそう変わらざるを得なかったとあって、相当な苦労の上であの人となりができていて、結果が一話冒頭の白杖ケツアタックなんだなぁと思った。 コメディになる部分は、NHKの番組バリバラでみた、障害者コントを思い出させた。 障害は触れるのを避けるべきことでもなく、彼女たちには当たり前なことで、その中でのからかいや日常の楽しみ、苦労が興味深く描かれている。 もちろんコメディ要素だけでなく、しれっとヤングケアラーとなっているきょうだい児の話や、人は年を取ればいずれ見えなくなることが描かれていて、でも重たい話のはずがドロドロしておらず、あっという間に読み終えてしまった。 視力がオレサマはなるほどなと思ってしまった。 かき氷シロップはオレサマを感じさせてくれる食べ物。食品に絞ると、嗅覚が2番手のオレサマ。 ちなみに登場キャラクターのなかでは、高校生男子らしくムラムラ大好きな青野くんがとても好きだ。

ワタシってサバサバしてるから

広告で見たことがあるやつだ

ワタシってサバサバしてるから
ゆゆゆ
ゆゆゆ

主人公が「私ってサバサバしてるから〜」っていうタイプの人間でした。 「みんな私のこと「かわいい」って言ってくれるけど本命にはしてくれないね?」で知ったのですが、主人公を「うわー何こいつ」って言いたくなるキャラクター(悪役)にして、当人が落ちていくさまを眺めるジャンルっていうのがあるんですね。 身近にいたら、さりげなくフェードアウトしたくなるタイプの性格ですが、「女の敵は女」というあたりはリアルです。 そして、男の中で生きようとしているわけでなく、同性と仲良くするわけでなく、人がいっぱいいるところに飛び込んでいるのに、孤高です。 読んでいて、どうしてそういう考えに?と思ってしまい、主人公なのについていけません。 本編を悪役サイドで見ている気持ちです。 とはいえ、ライバル視されている本田さんが主人公だと、「私ってメンタル強めだから〜」と、メンタルの強さを過剰に見せつけてくるキャラクターに改変されてしまいそうで、そんな本田さんは見たくないなと思ってしまいます。 よくよく考えれば、周囲がこれほどひいた反応を取っていてもへこたれず、ゴーイングマイウェイでいられる主人公の網浜奈美は非常にメンタルが強いです。 ビジュアルが本田さんと主人公が入れ替わっていたら、どんな感想になっていたんでしょう。

最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか

殴るためのお肉

最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか
ゆゆゆ
ゆゆゆ

このタイトルで、この絵柄で、いわば北斗の拳。 いや、くにおくんかもしれません。 陰湿なイジメが繰り広げられる恋愛モノかと思えば、メリケンサックが出てくるタイプの恋愛モノでした。 メリケンサックと恋愛モノって、同時に存在しうるんですね。 「パワー・アントワネット」と違い、ムキムキでもなく、筋肉でもなく。 公爵令嬢として腐った世の中を正すため、いや殴りたいから主人公は暴力をふるいます。 ストッパーが無くなった彼女は強いです。 ターゲットの名前がいつの間にか「肉」呼ばわりになっていて、こうやって人でないから殴ってよしと正当化するのかなとチラと思えば、その肉がことごとく、言い訳できないレベルの悪役たちで、世直しのためには、殴っとこうかという気持ちを読者に湧き立てさせます。 そして、時の女神の力を借りて、倍速やらなんやらブーストさせて、「ボンボコボンボコ」殴って蹴って。 暴力シーン(連続)もこのきれいな絵柄のママ繰り広げられ、「創竜伝」の龍堂兄弟のようなめちゃくちゃな振る舞いも、このきれいな絵柄のママ繰り広げられます。 とりあえず公爵令嬢なので、一線は越えていないそうです。不殺です。 すべて峰打ちなので大丈夫らしいです。さすがです。 暴力で解決はよくないけれど、早いんだということはよくわかります。

異世界で 上前はねて 生きていく~再生魔法使いのゆるふわ人材派遣生活~(コミック)

みんな良い人

異世界で 上前はねて 生きていく~再生魔法使いのゆるふわ人材派遣生活~(コミック)
ゆゆゆ
ゆゆゆ

再生魔法って、響きからしてチートな魔法なのに不遇らしい。 いやいや…と思うけども、そういう文化だからと言われたら、仕方ないのかなと思えなくもない。 ・魔法を使えるのは基本的に貴族。 ・男は攻撃魔法を使えてこそ! このルールに外れた場合、とてつもなく不遇らしい。 たまにいる、平民で魔法が使える人でも、男で攻撃魔法が使えない場合は、就職先すら危ういようだ。 世知辛い世界。 主人公はそんな偏見も酷い中、再生魔法を趣味のように研究し、あれやこれや発明。 病気や怪我などで働けなくなった奴隷を魔法で再生して、衣食住を手厚く保障して働かせて、お金をウハウハ稼いでいる。 劇場を建てる資金確保といいながら、気がついたら事業拡大して、結婚して、奴隷だらけのプール遊びや運動会。なんだか日々が充実している。 裏切りや悲劇も起こらないので、とても安心。 ちなみに、男は攻撃魔法至上のようにあったけど、出会う奴隷という奴隷、学校内は同級生と先生以外は女なので、前提の「男は黙って攻撃魔法」のような考えがあることを忘れてしまう。 主人公はそれだけ、世界の仕組みとは別枠の仕組みを作り上げたということだろうか。

わたし、39歳で「閉経」っていわれました

わたしさんじゅうきゅうさいでへいけいっていわれました
ジャンル:エッセイ
最新刊:
2018/06/29
わたしさんじゅうきゅうさいでへいけいっていわれました
わたし、39歳で「閉経」っていわれました
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こげぱん 今日も明日もやさぐれ日和

こげぱん 今日も明日もやさぐれ日和

※電子版には「作者たかはしみきの解説つき! こげぱん4コママンガができるまで」6ページの特別付録つきです。高級食パンの次にくるブームは…こげぱん!?シリーズ130万部突破の大人気キャラ「こげぱん」再び!なつかしい!という人も、はじめましての人も、読めばなんだかふ~っと一息。やさぐれたり、ちょっと前向きだったりする日々に、気づけば元気をもらえる4コマ&ストーリーマンガ。ふりがなつきなので、お子さんも一緒に楽しめます♪★つれづれ4コマ78本!こげぱんワールド全開!1章:こげたから、やさぐれた2章:こげたけど、ひそかな夢がある3章:こげなければ、出会えなかった…★描き下ろしロングストーリー!じわじわしみる…こげぱんの親友・こげクリームぱんのおはなし★最後まで読み応えたっぷり!あとがき「おえかきエッセイ」(C)2022 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.

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こげぱん 今日もパンやのかたすみで

こげぱん 今日もパンやのかたすみで

【すみっコぐらしの大先輩!?】シリーズ130万部突破の大人気キャラ「こげぱん」の15年ぶりの4コマ&ストーリーコミック。2000年代に小中学生を中心に爆発的人気を博した人気キャラクターこげぱん。ぬいぐるみ売り上げは200万個を超え、書籍はシリーズ累計130万部を記録しています。パン屋のかたすみで毎日やさぐれている姿は実は今大人気の「すみっコぐらし」の先輩だったりするんです。15年前から相変わらず焦げているこげぱんですが、変わったものも、ちょっとあるかも…懐かしい!という方も、初めましての方も読んでみれば後ろ向きキャラのやさぐれた毎日に、きっと勇気をもらえます。「思い通りの人生じゃないけど、こんな今日も悪くないかも」<目次>プロローグ とあるパンやのかたすみにキャラクター紹介1章/こげぱんとは…こげぱん(秘)ばなし どうしてこげぱんができたのか?2章/こげぱんのまいにち3章/こげ仲間たち季節のこげぱん こげぱんの1年4章/こげぱんのこのごろエピローグ あいもかわらずこげてます

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カアチャン本舗 3さいくん育ててます

カアチャン本舗 3さいくん育ててます

大ヒットの妊娠出産編『ニンプ道』に続く、たかはしみきの人気育児コミックエッセイ。今回は3歳男児「のっすん」の好きなものや、おしゃべり、園での爆笑エピソードを通して、微笑ましく成長する姿を描きます。ついつい笑いが漏れるのっすんのかわいい言動は、疲れたココロに元気をくれること間違いなし!コミカルでキュートでちょっとホロリとする、読み応えたっぷりの1冊。主婦と生活社刊

ニンプ道

ニンプ道

ニンプ。それは十月十日おなかのいいなり!? わたしとダンナくん、そして待望のベビー「ぬしさま」とのおっかなびっくりなマタニティライフ。作者自身の妊娠・出産・育児を綴ったコミックエッセイで、リアルな体験もぎっしり描いてボリュームたっぷり、なのに軽快で読みやすい!。妊娠・出産・育児に役立つかも!? なグッズやファッション情報も掲載。主婦と生活社刊

東京もぐもぐおいしいもの探し

東京もぐもぐおいしいもの探し

東京の「超老舗」「名物」を食べ歩き! なイラストエッセイ。銀座、浅草、神楽坂、月島…。ちょっと足を伸ばして「もぐもぐ」すれば、おなかもハートもなんだか幸せ。美味しくって、サイフにやさしい気さくな東京を食べに行こう。主婦と生活社刊 ※本書に掲載されているすべての商品の価格や仕様、店舗データはすべて取材時をベースとした、2009年2月現在のものになっております。実際には変更になっている場合もありますので、訪問する際などはご注意ください。

そして、いずれやってくる更年期障害にコメントする