閉じる
メニュー詳細
いや良すぎるでしょこんな・・・こんな・・・(語彙喪失)
こう、2人の気持ちが近づいていくところとか、ロマンチックなシーンの表現とかが少女漫画っぽくてグッと心を掴まれてしまった。
俺ぁ人生を諦めてる男と汚れを知らないピュアな美少女の組み合わせに弱いんだ・・・!大好きだそういう男女は!!!
最初は現実の西洋美術史をもとにした話だと思ったら架空のお話でちょっと残念だな〜と思ってたけど、結果として架空の女神様を題材にすることで超絶エモくなってて最高だった。読み終わったあとにタイトルが効いて来る・・・。
別に神様が本当に存在して厄災を抑えている設定も、人間の世界から帰っちゃう設定も珍しくない(なんなら後者はかぐや姫だし)けど、それでもこんなに面白い話が描けるなんてすごすぎる。
もしこの世界に死後の世界があって、そこに女神様がいるならそこで2人には再会してほしい。そう願ってしまうくらい良い話だった。
宗教画家のセザールは「理想の女神」を求めつつ、生活のために女神の“破廉恥な絵”を描いて暮らしていた。そんな彼のもとにある女性が現れ――