女も男も生きづらい
女だからこう、男だからこう。 多様性とか言われている時代だから、今の子どもたちが大きくなる頃には変わっているんでしょうか。 昔はそういうものとされていた考え方が、それはないよねとなっていったように。 本作のすてきなところは、主人公に変わるきっかけを与えてくれ、沼地から救い出してくれた中村くんを、主人公が自分の問題点も気づかされながらも、中村くんを助けていくところです。 恩は売られたままにしない。男気があります。あ、男と言ってしまった。 さらに、中村くんを助ける途中で別の人の生きづらさを緩和させているあたり、さながら魔王を倒しに行く勇者のようです。さすが主人公。 ちなみに、一人だと変な目で見られている気がするやりたいことも、男女ペアでいればデートに見えて悪目立ちしないというライフハックはなるほどなと思いました。
実は鬱、闇を抱えてるバツイチ同士のお話し。
結婚したけど、夫のモラハラで離婚し、もう結婚や恋愛とは距離を置きたい主人公。でも寂しい時はあるもので、一緒にご飯を食べたり、添い寝してくれる人は欲しい。
同窓会で久しぶりに会った同じくバツイチ同級生に、共感されなんだかんだ一緒に住みだす。ストーリーです。
現代の多様性にマッチした漫画だと思います。