名無し1年以上前編集山上先生は1990年を最後に漫画家をしばらく引退するんですが、本作『主婦の生活』はその少し前の時期の 作品なせいか、 構図や線にちょっとこれまでにない独自の緊張感がやどっている気がします。 先生と同じく、漫画界におけるニューウェーブの流れの一端をになった高野文子が、読んでいる読者に戦いを挑むつもりで毎ページ描いていたと以前インタビューでおっしゃってましたが、娯楽としてのマンガでありながら同時にそのような真剣勝負の場の如く。5わかるfavoriteわかるreply返信report通報
マンバ1年以上前 いつの間にか姿を消した「昭和のアレ」をマンガの中に探すシリーズ。今回のアレは、かつてはほとんどの家にあった「し尿汲取口」である。昭和の一般的なトイレは、いわゆる「ポッチャン便器」で、便器の下の便槽に溜まったし尿はバキュームカーで定期的に汲み取ってもらう必要があった。というわけで、トイレの横には汲取口の鉄の蓋と、てっぺんにカラカラ回る脱臭装置がついた煙突がセットになっていた。 ポッチャンが... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24902) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信トイレのし尿汲取口 山上たつひこ『主婦の生活』
山上先生は1990年を最後に漫画家をしばらく引退するんですが、本作『主婦の生活』はその少し前の時期の
作品なせいか、
構図や線にちょっとこれまでにない独自の緊張感がやどっている気がします。
先生と同じく、漫画界におけるニューウェーブの流れの一端をになった高野文子が、読んでいる読者に戦いを挑むつもりで毎ページ描いていたと以前インタビューでおっしゃってましたが、娯楽としてのマンガでありながら同時にそのような真剣勝負の場の如く。