美しすぎる百合
美少女吸血鬼×美少女、とにかく美しいです。ありがとうございます。 目の前に突然アリアが現れたら、一花でなくても一目惚れしてしまうでしょう。奔放で乱暴で強引で、怖いくらいにきれいでかわいい吸血鬼。全てが魅力的です。 初恋に全力でぶつかる一花もめちゃくちゃかわいいです。恥じらい戸惑うだけがリアルじゃない、14才の純情な乙女ゆえに止まれないリアルさ。素晴らしいです。 そしてなにより吸血シーンと恋愛シーンで攻守入れ替わるのが最高です。 あんなに強気で大胆なアリアが、一花にキスされ顔を赤らめるのがたまらなくかわいい!!血を吸うときはあんなにエロティックなのに!!かわいすぎる!! 奔放し奔放され心を通わせていく2人が尊いです。 殺されたい・死なせたくないが物語の主軸になってくるんだろうけど、アリアと一花どちらにも幸せになってほしいですね…。
6巻くらいから積読してしまってましたが、この度完結したので1巻から一気読みしました。
物語の前半くらいまでは吸血鬼百合コメディとして楽しく読めますが、やはりアリアやその他リルたちの過去を掘り下げるほどにシリアス度が増していきます。ただ、それでも「吸血鬼百合コメディ」要素が薄れることはないので最後まで安心して読めました。
通して読んでわかったのは、コメディ、恋愛(百合)、シリアスなバトル、と要素が盛り沢山なのに、それぞれが本当にバランスよく描かれているということでした。
吸血鬼モノなので流血や血しぶき表現も多いのに、行き過ぎずグロくない。全裸の女性がたくさん出てくるけど、下品な描き方はしない(あくまで個人の感覚ですが)。そこが何より推せるポイントでした。
推しカプとしてはもちろん一花とアリアは揺るぎないですが、カラとヤンヤン(シャーディ)の関係ほど尊いものはないです!壮大な世界観の長編ラブストーリーものにありそうな再会の仕方でした。
ラストはウルッときました。予想外な展開もありますが、ハッピーエンドです。
次回作も期待です。