図書館のアルバイトとして働くも周りの人たちにはなかなか障害に対しての理解が得られず悩む主人公の芙美子。彼女の夢は、書籍の翻訳家になること。翻訳家になるために、コミュニケーションが上手くいかなくても愛想笑いでその場をやり過ごすことはやめて、自分には聞こえない「音楽」の取材をしに楽器店に訪れます。そこである店員の男と出会うが…という1話でした。
短期集中連載とのことで、しかも1話が前編となっていたので長くても全3話?詠里さんのマンガ好きなのでコミックスになるくらいは続いてほしいですね。

芙美子さんの姿勢が真っすぐで素敵で思わずウルッとしてしまいました。
音が聞こえないことそのものよりも、健聴者の態度で社会に溶け込めないことの方によっぽど苦しんでいる姿に驚きましたし胸が痛みます・・・。

お父様が子供の頃の芙美子さんに赤毛のアンの英語版渡したシーン。
英語だから読めないと最初から決めつけようとしていた娘に「聴こえる?聴こえない本の世界なら関係ない」というメッセージが力強くて泣きそうになりました。

芙美子さんのお喋りが全て手話で表現されているのが本当に素晴らしいなと思います。
実際に聴覚障害のある方が読んだら何を言っているのかわかるのでしょうか?

短期連載とのことですが絶対に単行本になってほしいです!

芙美子さんの姿勢が真っすぐで素敵で思わずウルッとしてしまいました。
音が聞こえないことそのも...

詠里=野球マンガの人」というイメージだったから野球が全く関係ないテーマで驚いたw

いや、すごいおもしろいわ。お仕事マンガとしても多様性を描いた作品としても読み応えが半端ない

あの同僚の店員の「障害者様」って発言とか、ピアノ弾いてる男子はキモいとか。松井さんはスーパー・ルーキーのときも思ったけど詠里って現実に起きる不愉快なシーン描くのうまい。最悪な発言とか扱いに深く傷ついたり怒ったり真っ向から立ち向かったりせず、当事者がただ淡々と受け止めて生きてるところがリアルだなといつも思う

終わっちゃった〜最終話もめっちゃよかった!!
単行本になって欲しいけど、ページ数が少ないだろうか?

ああいう同僚のような人よりかマシだけど、あの書籍をただの感動モノとして消費されてしまうのもなんか違うなって感じするな。

遅まきながら最終話読みました。
相澤さんの正装には思わず息を飲みました。かっこいい✨
そして「僕とは(音楽の)聴き方が違うだけ」という言葉に感動しました。
音は波だから振動を感じることが出来ますし、楽譜を読むことでリズムや緩急を味わうことも出来ます。
最後まで人の温かさと悪意の鋭さが混じり合う現実のお話で、本当に素晴らしかったです。
ぜひこれをパイロット版として長期連載になってほしいなと思います。

僕らには僕らの言葉がある

僕らには僕らの言葉がある

“ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリー! 高校の入学式で、初の「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。野中は、野球だけが目当ての自分には関係ないと聞き流し、配られた指文字の表も丸めてポケットに入れてしまう。だが放課後、真白は野球部にピッチャー希望の新入生として、野中の前にふたたび現れた。バッテリーを組まされたものの、「こんなやつ いるだけ邪魔だ」と野中は思う。しかし、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて野中の口から出た言葉は「ナイスボール…」。二人のストーリーが、始まった。

フジマルッ!

フジマルッ!

女子高生・フジマルは、寝ても覚めても硬式野球に夢中。男子と一緒に、毎日、白球を追っている、たった一人の女子部員。でも、野球を愛し、上手くなりたい気持ちは誰にも負けない。努力も惜しまない。メイクだってしない。青春のすべてを野球に捧げているフジマル。何度も壁にぶち当たり、何度も悩み、もがきながら前に進む姿は、徐々に周りを変えていき――。野球少女の人生を通して、夢を追う楽しさと苦しさを描く感動作。

わたしたちがめをすますとき
私たちが目を澄ますとき、
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