ネタバレ

ぼろぼろの眼鏡を修理しようとするも、古すぎて断られてしまった。
最期だから眼鏡に美しい景色を見せてあげよう。
ものを大切にする人だな、だけではないことは鈍い私にもすぐわかった。

親友の眼鏡を修理しようとした。親友の眼鏡にいろんなものを見せてあげようとした。
その部分だけ切り取れば美談でしかないけれど、残された人間は美しいものばかり見ていられない。
何もしてあげられなかったことや逃げてしまったこと、傷つけてしまったことばかりに囚われてしまう。

想いは届いていると思いますよなんて、傍観者の身勝手な言葉でしかない。
でもきっと届いてると思う。突然去っていく人に言えなかったことなんてたくさんあるけれど、きっと届いたのだと思う。そう思わないと生きていけなくなってしまう。

そういう自分たちを適度に傷つけたり守ったりしてくれるのが物語なのかもしれない。

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めがねの弔い
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羅生門

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受験を終え、合格報告に訪れた下田。教室で出会ったのは自分とは正反対で真っすぐな同級生...。(週刊ヤングジャンプ2024年42号)

[特別読切] 愛の式日

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国家心中 枝田作品集

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国家心中

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