少女漫画も画力の時代ですよ
西野ナントカみたいな、あるいはHoneyW〇rksみたいな、J‐POPの歌詞をそのまんま漫画にしたようなラブコメという印象。とはいえこの作品を人気足らしめているのは作者の頭の回転の良さを感じさせるバランス感覚のよさとコミュニケーションの妙なのかなと思います。 もちろん先輩と主人公の可愛さと、ゆるくのんびりとした空気が一番の売りだと思われますし、卓越してると思います。少女漫画でもこれくらい絵が上手い方が、表情も動きも豊かでいろんなシチュエーションが映えますね。
ある日、世里奈の机に書いてあったラブソングの歌詞のラクガキ。それを書いたのは1コ上の水川先輩。なんとか先輩に近づきたい世里奈だけど、めちゃめちゃ冷たいし、明らかに脈ゼロ…。でも先輩の不器用だけど優しいところをしって、思わず先輩に告白しちゃって…!? 毎日がドキドキ!! 先輩彼氏との憧れスクールラブ!
檜口くんがいいやつで好きです。いい男!切ないしグッときます。
バレンタインめちゃめちゃ感動しました。先輩の身になって嬉しさを噛みしめてしまった。その後も、受験で会えなくて辛いシーンも印象深いです。普通のカップルならここで気持ちが離れてしまうだろうなと思いました。好きなだけでは上手くいかない。ダメになるパターンでもすごく感動したと思います。
最初から一つ一つの出来事がキレイで、青春の儚い感じが漂っていました。なのでハッピーエンドなのかと少しハラハラしながらも読みました。
にしても先輩の無敵感がすこい。
学生時代って一つ年が違うだけでなぜあんなに大人びて見えるんだろうと自分の高校時代を思い出しながら読みました。