男子高校生のメイクにかける青春ストーリー
※ネタバレを含むクチコミです。
元モデルの宇田川アイアは、メイクアップアーティストになる夢を持っていたが、周りから否定されることを恐れて夢を諦めていた。ある日アイアは、顔のそばかすを隠すように背中を丸めている大人しい女の子・炭崎純と学園祭のコンテストに出場することになった。衣装・ヘアメイクを担当するスタイリスト役とモデル役の2人1組でランウェイを歩くコンテストで、アイアは炭崎にメイクをすることに。炭崎とのやり取りの中で教室では見せない魅力を炭崎に感じたアイアは、メイクで炭崎の魅力を引き出し学園祭に挑む。
男性のメークアップアーティストのお話です。
才能かある・無しはわからないけど、自分の可能性にチャレンジする事がそもそも尊いんだなと感じさせてくれるストーリーです。モデルなんておこがましいとは、はなから諦めてる主人公と、自分にメイクの才能がないとやりたい事に蓋をしてきたパートナーが出会って物語が始まります。
キャラの表情も丁寧に描かれててメイクに一切興味のない男性でもわかりやすく描かれてるので専門用語で分からず置いてきぼりもなく一気に読めると思います。