ダムに沈んだ故郷でタイムスリップ
35日も雨が降らない異常気象でダムの水が完全に干上がってしまい湖底に沈んだ村が姿を現した。そこは主人公の故郷であり、同級生3人が行方不明になった場所でもある。大人になり雑誌記者をしている主人公が取材の為にそこへ訪れると、行方不明になった3人は家出の計画を立てていて自分もその仲間の1人だった…という大事な記憶がよみがえってきた。「なぜそんな大事なことを自分は忘れてしまったのか」と考えながらひまわり畑を通り抜けると、気がついたらダムに沈む前の村にタイムスリップしていた…! 気になるのは村人には主人公のことが子供のままの姿で見えているということです。これがかなり視覚的に違和感があって面白かった。
1巻読了!ダム湖に沈んだ村が舞台のタイムスリップもの。ちょっぴり切なくてどこか懐かしい。続きが気になるなぁ。
ダム湖の枯渇により地上に現れた青旗村。この村出身の拓郎は27年ぶりに帰郷した。
…廃村直前の村から姿を消したままのクラスメート3人の行方を探るため。彼らの身にいったい何が起こったのだろうか…。
ところが村に戻り、そこに広がる不思議なひまわり畑を抜けると、なぜか拓郎は27年前にタイムスリップしてしまう。
心は大人のまま子供に戻った拓郎は、果たして運命を変え、友人たちを救うことが出来るだろうか…といったあらすじだ。
大人の目線で記憶を追体験していく事で、当時わからなかった様々な事情が見えてくる展開は、謎解き要素も感じられてワクワクする。