仲間とともに、悲しき過去を変えろ――!! 再開発で故郷が湖底へと沈んだ青年・拓郎。久々に帰った故郷で沈む前の村へタイムスリップした彼は、廃村式の日に行方不明になった同級生3人を救うため奮闘していた。だが、仲間たちが消えた理由が自分にあることを思い出した矢先、拓郎は無理やり現代へと戻されてしまった――!! 失意に沈む拓郎だったが、彼の行動の結果未来が変わり、2人の同級生が救われていた。立ち直った拓郎は、友達とともに再び過去を目指す――!! 『スプライト』『BABEL』の石川優吾が贈る緊迫のノスタルジック・ファンタジー、急展開の第3集!!
1巻読了!ダム湖に沈んだ村が舞台のタイムスリップもの。ちょっぴり切なくてどこか懐かしい。続きが気になるなぁ。 ダム湖の枯渇により地上に現れた青旗村。この村出身の拓郎は27年ぶりに帰郷した。 …廃村直前の村から姿を消したままのクラスメート3人の行方を探るため。彼らの身にいったい何が起こったのだろうか…。 ところが村に戻り、そこに広がる不思議なひまわり畑を抜けると、なぜか拓郎は27年前にタイムスリップしてしまう。 心は大人のまま子供に戻った拓郎は、果たして運命を変え、友人たちを救うことが出来るだろうか…といったあらすじだ。 大人の目線で記憶を追体験していく事で、当時わからなかった様々な事情が見えてくる展開は、謎解き要素も感じられてワクワクする。