「魔法使いの嫁」作者による、アイルランドを舞台に、"善きひとびと"こと妖精や魔女を描いた新作「ゴーストアンドウィッチ」。
主人公は今回も日本人の女の子。
日本に住む人たちが見て不可思議に思えることを不可思議に思ってくれるからでしょうか。
"善きひとびと"は、今作も童話に出てくる羽が生えたような人型の生き物ではありません。
彼らの世界の基準で物事を考え、何かを与えてほしければ対価をというひとたち。
「魔法使いの嫁」に出てくる、場合によっては距離をおきたいあの方々たちです。
残念ながらしばらく休載とのことで、続刊は後のことになりそうですが、ヤマザキコレさんが描く"隣人"にまつわるお話を読みたい方にはおすすめです。
取材旅行中に思いついたお話とのことですが、「アイルランドにはへびがいない」という話関連から思いついたんでしょうか。すごいなあ。
日本より遠く遥けき地、愛爾蘭(アイルランド)。呪いを背負った少女・サクは、逃げて、逃げて、逃げて自らに憑いたものと共に彼の地辿り着くーー。銀髪の老いた魔女がもたらす約束は、彼女の望み通りか或いは……。これは、逃奔からやがて神に至る物語――。
日本より遠く遥けき地、愛爾蘭(アイルランド)。呪いを背負った少女・サクは、逃げて、逃げて、逃げて自らに憑いたものと共に彼の地辿り着くーー。銀髪の老いた魔女がもたらす約束は、彼女の望み通りか或いは……。これは、逃奔からやがて神に至る物語――。