サキュバスのプロ意識 その1
かわいいアニメも漫画もゲームも大体おじさんが作っている。おねえさんやおにいさんが作っていることもあるけれど、大体おじさんが関わっている。 だったらサキュバスがおじさんだってなんの問題もないはず!もとはおじさんだとしてもセクシーおねえさんにもロリ少女にも幼なじみのJKにもなれるんだから! というおじさんのプロ意識を存分堪能できました。最終的にはおじさんそのものが愛おしく思えてきました。 どんな状況でも拒絶されてもクライアントの望むものを提供する。つまりこれはお仕事漫画だ。
真面目な考察をすると杉山くんはアロマンティックなのかもしれない…けどそれは一旦置いておいて。おじさんも杉山くんも誠実で良い人〜!!どっちも応援したくなっちゃう!!可愛い女の子に化けたおっさんとイチャイチャするというギャグに見せかけて、結構深いの話なのかもと思った。
サキュバスというエッチな題材でありながら嫌な感じが一切しないとこが好き!
あくまで2人とも契約の一環として一生懸命に履行しているから猥褻さがない。部活のように爽やか。
序盤、久しぶりの召喚ということで、变化する女子の作画が軒並み20世紀で現代っ子のストライクゾーンから微妙にズレていたおじさんも、後半はきっちり仕上げてきてゴリゴリにトレンドを抑えた女子になってて流石プロ。
杉山くんはかなりクオリティの高い女子(おじさん)といろんなシチュを試しても、結局性的なドキドキを感じることが出来たのは「筋トレ後の背中の動き」というめちゃくちゃニッチなシーンのみ。
もしかして杉山くんは女の子にはドキドキしないのかもしれない。
男の子ならドキドキするのかもしれないし、もしかしたら誰にもときめかないのかも。
ただ1つわかっているのは、「おじさんはちゃんと僕を満足させてくれた」ということだけなのだ。