sinkで出来ていたことが出来ていない
漫画家としての作者の実力はここで記述するまでも無い程に圧倒的なのは周知の事実である。しかし、この作品においては、その実力を発揮しきれていない。サスペンスにも関わらずコマ割りが細かくテンポ良く進むため、サスペンスが必要な箇所でなんてこと無い日常の様に進んでいってしまう。ましてや大ゴマにする必要の無い箇所で大ゴマにしてしまっている。絵の造形も不気味な雰囲気が失われギャグのキャラ造形になっている為、ここでもサスペンスが失われる。sinkで出来ていたことが何故出来ていないのだろうか?
好きな子に、自分の事が好きじゃないと言われたり、フラれてたりするのが怖くて真剣に向き合えない事ってあるよね。
本当の自分でぶつかって、ダメだった時の為にみんな保険をかけたくなる。
今回の主人公は、コスプレをする事で本当の自分を隠す保険をかけています。
でもね、保険と素の自分があまりにかけ離れていると、うまくいってから苦労するんだよね。
好きな子に気に入られる為に、嘘のキャラ演じている皆さん。
ご注意を。