独創的な構図センスと圧倒的画力
ドラゴンボールが流れるようなスピード感ある動きで魅せる漫画だとするとNARUTOはロケーションをうまく使った映画的な構図でアクションを魅せる漫画だった 最近は後者のような漫画のほうが増えて来たんじゃないかな 特に少年編終盤はストーリーもさることながら画力と演出力が週刊連載とはとても思えないぐらい極まってる 技のぶつかり合いを水面下から映して気泡で威力を表現するとか凄すぎ 終盤はどうしても絵も演出力も劣化した感は否めないけど終末の谷で石像が崩れて和解の印になるのは流石だなぁと思った
真の黒幕との決戦を得て、「一人(独り)になる」という本当の目的を果たそうとしたサスケの暴走をナルトが阻止した事もあり、終盤〜最終回は(アニメ版の疾風伝と同じく)素直に「良かった」と思いました。
ですが…申し訳ありませんが、サスケはナルト(およびトビ=オビト)と同じ身体になる形で義手を付けようなしなかったのが、サラッと受け流す事が出来ないほど腑に落ちない最大の不満です…現在もなお受け入れられないし、どうしても納得いかなく思っています。
ただ、最終回は希望に満ち溢れたものであり、素直に「良かった」と思ったのは本当です。