天使の警醒-16年後に目覚めた私-
高校2年生で事故に遭い眠り続けていた海深(うみ)は、16年ぶりに深い眠りから覚める。そこには記憶より少し老けた両親と、眠る前の自分と同じ年の見知らぬ妹がいた。過去の記憶が戻らないまま見知らぬ家に迎え入れられた海深だが、やがて両親が事故の真相を隠そうとしていることに気づく。なぜ?――微かな記憶を辿るうち、徐々に記憶の断片が甦り、失った記憶を取り戻そうとする海深。いったい16年前に何が起きたのか? 目覚めた自分は何者なのか? 同じ左ききの山口に、あることを尋ねようとするが!? 過去と現在(いま)を行き来する、衝撃の姉妹サスペンス開幕!!
わが家に地獄がやってきた
東京郊外のとある商店街にたたずむ小さな酒場。第一子の出産を間近に控える主婦のユキエは、大きなお腹で酔客相手に働かされていた。「マイホーム購入のための資金を貯めたい」という夫サトルの強い希望で、義実家の経営する居酒屋を手伝うことを条件に、2階の一室に居候をしているのだ。ただでさえストレスの多い義両親との同居に加え、夜な夜な酔っぱらった常連客の相手をするという地獄。実家でちやほやされて育った夫の嫌な面も露呈してきた。そんなある日、「さらなる地獄」が突然やってきて―――!?平凡な一主婦に怒涛のごとく襲い掛かる幸・不幸を力いっぱい描き切るセミフィクションコミックエッセイ。
犯人は私だけが知っている~母たちは静観する~
ある日突然、自分の子供が犯人だと言われたら…?同じ幼稚園に通う4人のママ友たち。いつも仲良かったはずなのに、一つの事件から疑心暗鬼に陥っていく… 車の傷、自転車のサドルの穴… 連続する不可解な出来事。みんな好き勝手に噂する。憶測と事実がないまぜとなり…、本当の犯人は誰?
私には5人の毒親がいる
才色兼備な女子中学生・小川ともみ中学1年生の入学式。突然、実は全部で5人の親がいるという衝撃の事実を明かされた!! 「5人の親たちはいついかなる時も自由に接することができる」という契約でともみはシェアされることに。横暴、奔放、非常識、娘への依存にエリート志向…偏見と己のエゴにまみれた毒親たちとの地獄の日々が、こうして始まった…!!