干し芋1年以上前編集岩舘真理子の絵は、ふわふわしていて、子どもは柔らかそうではかなくて、少し、不幸そう。 子どもの頃、岩舘作品に出合った時は、そう思った。 そして、今、改めて岩舘作品を読んでみると、人は、幸せになるために空想したり、妄想したり、色んなことと戦っているんだと思わせられる。 終わり方が、決まっていないので、読者が、自分の好きなように解釈できる余白を残している作品が、多い。 森子は、何を持って幸せというのだろうか? 今の生活環境から逃げ出せたら? 好きな人と付き合えたら? お手伝いさんのいる家に引っ越したら? 今後、どうしたいのか・・・。6わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ【家事と育児で所帯じみた17歳・森子(しんこ)の夢と現実!】秋葉森子は3人の妹弟の世話に明け暮れる毎日を送りながら、現実逃避の夢を見ている。恋に生きる母とはウマが合わない。そんな彼女は、あこがれの東山くんにときめくが…。せつなくてロマンチックな岩館ワールドの珠玉作、第1巻。 【同時収録】えんじぇるV続きを読む
岩舘真理子の絵は、ふわふわしていて、子どもは柔らかそうではかなくて、少し、不幸そう。
子どもの頃、岩舘作品に出合った時は、そう思った。
そして、今、改めて岩舘作品を読んでみると、人は、幸せになるために空想したり、妄想したり、色んなことと戦っているんだと思わせられる。
終わり方が、決まっていないので、読者が、自分の好きなように解釈できる余白を残している作品が、多い。
森子は、何を持って幸せというのだろうか?
今の生活環境から逃げ出せたら?
好きな人と付き合えたら?
お手伝いさんのいる家に引っ越したら?
今後、どうしたいのか・・・。