こんな先生と生徒の恋愛憧れる!
禁断系の設定であるあるですが、感情のままに突き進む突進型な恋愛ではなく、相手を大切にしながら育まれていく愛な感じがとても素敵でした。 高校生でこんな大人な恋愛なかなかできない! 絵のタッチも綺麗で、印象に残る綺麗なシーンが沢山あります。 こんな高校生活を送ってみたかったーと今になっても憧れたままでいます笑
島田響は高校二年生。ある日、友達から頼まれたラブレターを間違えて伊藤先生の下駄箱に入れてしまったことから運命は動き出した。今まで恋をしたことがない響だが、女ギライでクールだけど本当は優しい伊藤先生に徐々に惹かれていき…?
生徒と先生の恋愛って、誰もがちょっとは憧れる危険な甘い果実。そんなイメージですが、こちらはそのドロドロ感がなく、とても静かで上品な印象の作品です。
伊藤先生だけでなく、主人公の響もすごく大人で、相手を思いやりながら惹かれ合う気持ちをどう受け止めてどう進んでいくべきか、それぞれの心境が丁寧に描かれています。
すれ違ったり気持ちが伝わらなかったり、通信手段豊富な現代には味わえないような内容。時代背景も楽しみながら、恋愛の切なさと素晴らしさを感じられる作品です。