島田響は高校二年生。ある日、友達から頼まれたラブレターを間違えて伊藤先生の下駄箱に入れてしまったことから運命は動き出した。今まで恋をしたことがない響だが、女ギライでクールだけど本当は優しい伊藤先生に徐々に惹かれていき…?
ようやく恋人同士になった響と伊藤先生。しかしそこへ、伊藤先生の元彼女・美咲が教育実習生として現れた。伊藤先生に未練がある美咲はよりを戻そうとしている様子。混乱する気持ちを抑え、必死に伊藤先生を信じようとする響なのだが…?特集ページ「南高新聞」付
伊藤先生との距離をおいて尚、想いを寄せ続ける響。新学期に入り、後輩・渚が響に急接近してきた。一途な渚と一緒の時も、想うのは伊藤先生のこと…。響は、どんなときも好きになれるのは伊藤先生だけだと気付き、もう一度、伊藤先生のもとへ…!
響の親友・千草ちゃんが渚に告白された。気持ちの整理がつかない時に、さらに別の男の子が告白!完全にパニックに陥ってしまった千草ちゃんの恋の行方は…?一方、響と伊藤先生の恋にまたしても不穏な空気が。一年生の白川亜里沙が伊藤先生に迫ってきて…?特集ページ「南高新聞」付
伊藤先生に急接近する白川亜里沙。そして、ひょんなことから校内は二人の噂でもちきりに…。不安を隠せない響だったが、自分が思う以上に伊藤先生も傷つき悩んでいることを知り…?一方、涙を浮かべる中島先生に遭遇した浩介。放ってはおけないと気遣う浩介だったが…?
大学受験へ向け、本腰を入れて勉強を始めた千草ちゃん。ところが、没頭するあまりに渚の事がおざなりになり、二人の関係に亀裂が…?そして、その裏には、またも白川亜里沙の存在があった。それに気付いた響は遂に行動にでるが…?特集ページ「南高新聞」付
受験に向け、予備校に通い始めた響達。そこで、浩介の昔の彼女立花初芽に出会う。彼女と再会した事で浩介と中島先生の間には不穏な空気が…。心配しながら見守る響をよそに中島先生は伊藤先生に助けを求めて…?
いよいよ進路を具体的に決定する時期が近づき、周囲のプレッシャーや漠然とした未来への不安…様々な思いが巡り、ピリピリした毎日を過ごす響達。そんな時、携帯電話が原因で親子ゲンカをした響は家を飛び出して…?特集ページ「南高新聞」付
塾の夏期講習が終わり、久々に会った伊藤先生から「2人のことを知られてもいいと思う時がある」といわれた響。伊藤先生が何故、そんなことを言い出したのかわからず、響は不安を感じ始めて…?
伊藤先生とは、いつでも会えるわけじゃないから会える時は笑顔でいたい…そんな思いを抱く響。しかし突然、伊藤先生に「少し会うのをよそう」といわれて…!?その言葉に不安を隠せず落ち込む響に藤岡は愛を告白し…?特集ページ「南高新聞」付
響と伊藤先生の恋のもつれも無事解決し、響達が本格的に受験に突入する中、渚が転校することになり!?千草ちゃんを気遣い、言い出せない渚…。しかし、引っ越しの日が千草ちゃんの受験日と重なって…?そして、遂に響達も卒業へ。それぞれが描く思いの行く先とは?特集ページ「南高新聞」付/同時収録「先生14」/(あとがき/河原和音)
禁断系の設定であるあるですが、感情のままに突き進む突進型な恋愛ではなく、相手を大切にしながら育まれていく愛な感じがとても素敵でした。 高校生でこんな大人な恋愛なかなかできない! 絵のタッチも綺麗で、印象に残る綺麗なシーンが沢山あります。 こんな高校生活を送ってみたかったーと今になっても憧れたままでいます笑
教師×生徒の禁断の愛!ってよくあるやつかと思ったんだけど 自分より周りを思いやる精神面が凄く大人で冷静な二人だからか落ち着いています。 周りのキャラも個性的で 皆芯がぶれない所に凄く惹かれました。 色んなエピソードも満載で こんな高校生活したかったな~、 こんな事言ってほしかった・やって欲しかったと憧れてしまいます。 携帯とかの連絡手段が今ほどなくて、授業中手紙回したり、下駄箱に手紙いれたり…公衆電話から電話したり… 話すために直接会いに行く…凄い大変だったなぁって懐かしく感じました。
生徒と先生の恋愛って、誰もがちょっとは憧れる危険な甘い果実。そんなイメージですが、こちらはそのドロドロ感がなく、とても静かで上品な印象の作品です。 伊藤先生だけでなく、主人公の響もすごく大人で、相手を思いやりながら惹かれ合う気持ちをどう受け止めてどう進んでいくべきか、それぞれの心境が丁寧に描かれています。 すれ違ったり気持ちが伝わらなかったり、通信手段豊富な現代には味わえないような内容。時代背景も楽しみながら、恋愛の切なさと素晴らしさを感じられる作品です。
禁断系の設定であるあるですが、感情のままに突き進む突進型な恋愛ではなく、相手を大切にしながら育まれていく愛な感じがとても素敵でした。 高校生でこんな大人な恋愛なかなかできない! 絵のタッチも綺麗で、印象に残る綺麗なシーンが沢山あります。 こんな高校生活を送ってみたかったーと今になっても憧れたままでいます笑