たった1話で死ぬキャラクターにたいしてそんなに深堀りしてもしょうがない気がするが不毛と分かった上で馬鹿げたことをぶちまけずにいられませんでした。🙏
この笑顔でルーク・スミスは救われた。
幼稚園WARS 千葉侑生
アオバくんを生かしたレオ様の魂胆はたんに「無間地獄への道連れ」にするつもりだろう。
非情にならなければいけない殺し屋にとっては"死"は一種の救いである。
いまわの際に笑顔になれたルーク・スミスと「ついてるな」と言いながら苦悶の表情で「地獄を見てもらう」と言われた丹羽アオバとの対比。
2話まで読んだが出て来る登場人物が強烈過ぎる印象しかない。
特に“スペード”と“クラブ”という○し屋には何か違和感を感じる。
仕事での非情さが染み付いたというよりはもっと根本的な部分に問題があるようにしか見えない。
そもそも人間はさほど器用に出来ていない。
自分に愛情を注ぐ人には危害をくわえるのはたいていできないが2人は躊躇なく殺そうとしている。さらには人気のない場所でも顔を隠したりわざわざ変装したりしている描写から元々顔をさらすのが嫌で、かつ愛情や自分の容姿そのものにたいして嫌悪を持っているとみられる。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)のなかでも幼少期に○的な犯罪にあった人はそのトラウマから人目を避けたり顔出しを嫌う人が多い。この○し屋は幼いころに○的な虐待か悪戯にあい、その心の傷から立ち直れず周囲に対する不信感が生まれて反社会的な道に入ったと思われる。
特に黒髪の“スペード”は映画のエンドロールを見ずに帰るという少々モラルに欠けたところがあることから一般常識や協調性の感覚が○的な犯罪にあった年齢で止まるほどかなり深刻な被害だったと思われる。
いずれにしても“スペード”と“クラブ”は自分の顔が良いとは全く思っていない。
むしろ自分は容貌のせいで○的な被害にあったのだから不運の元凶とみているのだろう。
いずれにしてもこの2人にとって最大の敵は自分の人格と人生を壊した存在ではないだろうか。
長々となってしまいましたがここまで読んで下さいましてありがとうございます。