大正の女学校を舞台に、心の歪みから生まれる「鬼」を払うバディ百合は派手な表現が楽しい。

美しい女性達の表現、煌めく世界、躍動するバトル……その中でひときわ異様なのは「鬼」の描かれ方。

心の歪みから生まれる鬼は、現代絵画の抽象画のように描かれる。それは伝統的な鬼の表現よりも、狂気を感じさせる。

そして鬼の生まれた理由を思うと、とても切ない。寄宿舎で蔓延する霊障は、いずれも女学生達が何らかの「想い」を募らせて起こる。そこには闇のエスがある。

一方で、学園の支配人として来た洋装の令嬢は、鬼を退治に来た四重人格の少女と、戦いや生活を共にしながら関係をスタートさせる。真っ直ぐな気性の令嬢が、それぞれの人格とどう関係を深めるのか……個性的な四人格それぞれに魅力的で、バディ物としても百合としても、今後が楽しみだ。

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