尾玉なみえ絶頂期の作品にコメントする

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toyoneko
toyoneko
1年以上前
尾玉なみえ先生は、赤塚賞準入選をとりながら、打ち切りの山を築いたギャグ漫画家です。 週刊少年ジャンプで「純情パイン」や「少年エスパーねじめ」を連載したあと(ともに打切り)、 ビジネスジャンプに移籍して「アイドル地獄変」「スバル・たかし」を連載し(ともに打切り)、 講談社(シリウス)に移籍したあとは、「マコちゃんのリップクリーム」を長期連載しました。 初期作品(「純情パイン」や「少年エスパーねじめ」)は、ギャグがキレキレではあるものの、癖が強すぎて、かなり読者を選ぶ作風でした。よくこれをジャンプに載せたなと思います。 講談社移籍後の作品(「マコちゃんのリップクリーム」など)は、かなりポップになって読みやすくはなったものの、その分ややインパクトに欠けます。 これに対し、「アイドル地獄変」は、ギャグのキレとポップさを両立している、尾玉なみえ絶頂期の作品です。 読んだことのない方は、ぜひチェックしてみてください。全1巻で読みやすいよ! なお、ストーリーは、主人公がアイドルを目指して頑張るお話ですが、本筋には全然関係ない話が抜群に面白かったりします(添付)。 ちなみに、同時期の「スバル・たかし」も同程度に面白いのですが、こちらはなぜか電子化されていないので、古本屋などで見つけたら保護しましょう。
尾玉なみえ先生は、赤塚賞準入選をとりながら、打ち切りの山を築いたギャグ漫画家です。
週刊少年...

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toyoneko
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1年以上前
尾玉なみえ先生は、赤塚賞準入選をとりながら、打ち切りの山を築いたギャグ漫画家です。 週刊少年ジャンプで「純情パイン」や「少年エスパーねじめ」を連載したあと(ともに打切り)、 ビジネスジャンプに移籍して「アイドル地獄変」「スバル・たかし」を連載し(ともに打切り)、 講談社(シリウス)に移籍したあとは、「マコちゃんのリップクリーム」を長期連載しました。 初期作品(「純情パイン」や「少年エスパーねじめ」)は、ギャグがキレキレではあるものの、癖が強すぎて、かなり読者を選ぶ作風でした。よくこれをジャンプに載せたなと思います。 講談社移籍後の作品(「マコちゃんのリップクリーム」など)は、かなりポップになって読みやすくはなったものの、その分ややインパクトに欠けます。 これに対し、「アイドル地獄変」は、ギャグのキレとポップさを両立している、尾玉なみえ絶頂期の作品です。 読んだことのない方は、ぜひチェックしてみてください。全1巻で読みやすいよ! なお、ストーリーは、主人公がアイドルを目指して頑張るお話ですが、本筋には全然関係ない話が抜群に面白かったりします(添付)。 ちなみに、同時期の「スバル・たかし」も同程度に面白いのですが、こちらはなぜか電子化されていないので、古本屋などで見つけたら保護しましょう。
尾玉なみえ先生は、赤塚賞準入選をとりながら、打ち切りの山を築いたギャグ漫画家です。
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賭龍

52枚の札が見せる虚実 #1巻応援

賭龍
兎来栄寿
兎来栄寿

現在ラスベガスで世界最大のポーカー大会であるWorld Series of Poker(WSOP)が開催中です。毎年開かれているこの大会ですが、昨今は世界的なポーカー人気も高まっておりメインイベントの参加者も年々増加し、優勝賞金は今のレートだとおよそ16億円にもなります。 かくいう私もポーカーは好きで国内最大の大会でも好成績を残しており、その内WSOPにも挑戦しに行きたいと思っています。 そんなわけで、今までに描かれたポーカーマンガはほぼすべてチェックしており、新しいポーカーマンガが出たと知って喜び勇んで1話から楽しみに読んでいました。 山本神話さんは、前作の『グレイテストアンダードッグ』にもボクシングマンガでありながら数話にわたるテキサスホールデム回があり、またそれが面白かったので、今回新たにポーカーマンガを描くと聞いてとても納得感がありました。 何しろ、山本神話さんの描くキャラには色気があり、カッコいいし、美しいし、かわいいのです。鉄火場でのアツい駆け引きを描く際にも、クールなキャラたちが興奮を高めてくれます。 ポーカーはルールを知らなくても一瞬で覚えられる上に世界共通なのが長所で麻雀と違うところですが、本作もルールは解らなくてもまったく問題ないように作られています。 極端に言えば、ポーカーの駆け引きは「嘘」か「本当」かの二択。その緊張溢れるドキドキ感を読んでいてたっぷり味わえます。 解りやすく描かれているが故に、玄人からするとプレイラインなどは物足りなく感じる部分もあるかもしれませんが、それは現役の医師が医療マンガを読んで重箱のすみをつつくようなもので、大半の読者には問題ないでしょう。 個人的には、こうした作品がどんどん増えて行って、ポーカー文化が隆盛していくことで玄人も満足できる麻雀マンガにおける『ノーマーク爆牌党』のような作品もいずれ出てくることを期待しています。 この作品でポーカーに興味を持って始めてみようという方もきっといると思いますので、将来そういう方と楽しく卓を囲めたら良いなと思います。 なお、この作品に登場するCasino Live Tokyoは実在するお店で私も行ったことがあり、手軽に聖地巡礼もできるようになっています。興味があれば足を運んでみるのも良いでしょう。

あいどるじごくへんかんぜんばん
アイドル地獄変<完全版>
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