名前のつけられない感情を込めて、ふたりは今日も音楽を奏でる。「吹奏楽」を通じて巻き起こる等身大青春ドラマ、待望のコミックス化!南陵高校吹奏楽部。入部以来ずっとトランペットの1stポジションを勝ち取って来た片桐千早のもとに、吹奏楽の強豪校で、同じくトランペットの1stを担当していた転校生、相川響が現れる。自分のポジションを脅かす相川の才能に、片桐は嫉妬や羨望を抱いていたが、相川は片桐の実力を認め、真正面から向き合い、勝負を挑む。自分が全力を注いできた「音楽」に食らいついてきてくれたこと、また、相川もひたむきに努力をしてきたことを知り、片桐は次第に心を開いていく。しかしある日を境に、相川の様子に異変が起き始め……?お互いにとって唯一無二の存在になっていくふたりと、それを取り巻く同級生・後輩たちの、恋心や憧れ。あらゆる想いが駆け巡り、たったひとつの青春を奏でていく。LINEマンガ発の大人気青春群像劇、待望のコミックス化!!
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百合にはさまる男は死ねばいい!?
過激派で武闘派なタイトルだけど、甘酸っぱくてほろ苦くて繊細な青春吹奏楽百合漫画なんです!信じてください!
高校の吹奏楽部で1stトランペットを務める千早。部活時間外もストイックに自主練を重ね、1stの座を勝ち取ってきました。
そんな彼女のもとに転校生・響が現れます。響は音楽エリートの家系に生まれ、吹奏楽部の強豪校で1stトランペットを務めていた音楽の天才。
バチバチのライバルストーリーがはじまるのかと思いきや、2人は音楽を通じて認め合って惹かれ合っていくのです。
いやどこに男がはさまる余地があるんです?という感じなんですが、響には彼氏がいて、デートのために部活をサボることが多々あるのです。
ここでタイトルの文言が頭をよぎりますが、響の彼氏・尊くんには尊くんの想いがあるのです。愛情深くて優しい男なのです……。
百合にはさまる男は死ねばいい!?を読むと、百合にはさまる男は死ねばいいなんて思えなくなります(この作品限りの可能性有)!!
とにかく尊くて繊細で美しい作品なので読んでください。タイトルに釣られて騙されたと思って読んでみてください。