public
star_border
star_border
star_border
star_border
star_border
1 「死肉の男」は日野日出志先生の作品です。もちろんホラー作品ですが,他のホラー作品とはちょっと違います
2 「目が覚めると死体になっていた」という男が主人公(記憶はない)。体は腐り,ウジがわいており,当然,心臓も動いてません。それなのに,動くことができて,話すこともできる。
港町にあらわれた主人公が,通報され,警察に連行されるところから物語は始まります。
他のホラー作品と異なるのは,死体である主人公の目線で物語が展開されるという点。自らがバケモノと化してしまったことによる恐怖,戸惑い,そして苦しみが描写されます。
尋常ならざる苦しみの果てに,主人公は記憶を取り戻しますが…
3 怪奇ホラー作品でありながら,強い悲しみが描かれる作品であり,日野日出志作品の中でもかなりの異彩を放ちます。未読の方は是非。
なお日野日出志作品を未読の方は,まずは他の日野日出志作品作品を是非。特に「地獄の子守唄」「蔵六の奇病」は必読なので,とりあえず
とある漁村でとんでもない悪臭を放つ不気味な人間が発見される。体は腐乱し心臓も止まり、脳派も発していない完全な「水死体」だった!彼の身に起こった悲劇、隠された秘密とは!?
とある漁村でとんでもない悪臭を放つ不気味な人間が発見される。体は腐乱し心臓も止まり、脳派も発していない完全な「水死体」だった!彼の身に起こった悲劇、隠された秘密とは!?