探偵事務所を営んでいる松田の元に、高校の同級生・神子にまつわる依頼が来たことから物語は始まります。
学生時代から"不幸な人間"を好きになると言っていた神子は今もヒモのような生活をしていて、松田は依頼の解決のために神子を呼び出すのですが、のらりくらりと言いくるめられて、いつの間にか彼は松田の探偵事務所に住み着くようになってしまっていました。
この作品は、そんな2人が日々舞い込む依頼の数々を解決していく様子を描く物語です。

彼らの元に舞い込む依頼はどれも一癖も二癖もあって、依頼が来るたびに繰り広げられる2人の丁々発止のやりとりと、一見仲違いばかりしているように見える2人の唯一無二の関係性が魅力的な作品です
また、個々の依頼を解決する過程にはスリルや人情味が感じられるバディサスペンスとしても上質な作品になっていて、最後の事件でそれら全てが凝縮されて最高の盛り上がりを魅せる1巻完結の作品です。

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仕事おわりのランデブー

仕事おわりのランデブー

理学療法士の吉見は東京の病院から地方へと転勤してきたばかりのある日、白手袋をした男とすれ違う。幻を見たのかと思うほどの美しさに驚くが、その男は久慈と言い、実在のイケメンキャラで、病院のとなりにある葬儀社の若き専務だとか。女性職員からは黄色い悲鳴が上がるほど、尊ばれている。その久慈の左足に少しの引きずりがあることが気にかかる吉見は、リハビリに誘ったりと少しずつ距離を縮めていく。はじめて夕食を共にした晩、吉見は酔っ払い、久慈の家で眠り込んでしまう。同じ布団で目覚めた朝、キスされるのかと思うほど近くに久慈の顔があったことで、猛烈にドキドキしてしまい…。電子限定描き下ろしマンガ1P収録。

にひきといっぴき

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大人気BL作家・草間さかえが猫と暮らす日々をリアルに描いたコミックエッセイ、待望の書籍化!主な登場猫物…王子、そらお、でび子、おんちゃん、きーち。幻の前日譚「男というもの」全4話(未公開エピソード含む)&スペシャル描きおろし漫画も同時収録!!

いろいろつれづれ

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漫画家の仕事に追われる毎日から、アナニーに励む上司とドMの部下の恋愛沙汰まで、平凡なはずの日常の中に、突如あふれる妄想世界!笑いあり、涙あり、妄想あり、恋もエロスも溢れる、漫画家・草間さかえの内的宇宙、広がる世界へおいでませ!【協力書店様共通の特典ペーパー(1P)を巻末に収録配信!!】

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俺は魔法使いの弟子。魔法使いの泉太郎さんは、俺を『ひとごろし』からさらって、一緒に住もうって言ってくれたひと。でも、泉太郎さんは多分、ひとを殺したことがあるんだ……。ダメな大人と、さびしがりな子どものひんやり優しい毎日を描く、草間さかえ初の長篇シリーズ、開幕!

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時は大正。優秀な成績で消防学校を卒業した松岡仁が希望した配属先は、超個性派ぞろいの消防署だった。新人火消しとして日々奮闘する松岡だが、麗しきマドンナ登場で、心は千々に乱れ…。舞台は現代から過去へ、そしてまた現代へ。超絶技巧派作家・草間さかえが3年をかけて執筆した、大正ロマンあふれる火消しと恋の物語。。

迷信話集 うつつのほとり

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東京から山がちな村へとやってきた敬は、田舎ならではの迷信や風習に目を輝かせる。敬の心をひときわ惹き付けた不思議な少年・弥七は周囲に馴染まず、孤独をまとっていた。彼はもしかして化け狐?それとも天狗…?静養中の母親や、噂好きの村人たち、大切な真実は誰も教えてくれない…。

マッチ売り

マッチ売り

返って来た本のページにまぎれていた恋文。宛名があるはずの1枚目は無い。文末の署名は本を貸した友人の名。その友人は急に東京を去るという。それは渡せなかった手紙の所為か。手紙を返そうと友人を待つ学生、廣瀬清高。トンネルの向かいにはヤミのマッチ売り、花城青司が立つ。煙草を吸うため花城から燐寸を貰い、待ちぼうけのいきさつを話す。「何一つお前のせいじゃねえよ」と、お人好しの廣瀬に惹かれはじめた花城は――。恋文で人生を狂わされた男たちが絡み合う人間関係と感情の中で選ぶ相手とは。草間さかえ長編連載「マッチ売り」~「やぎさん郵便」の第1巻。

イロメ

イロメ

そっけない銀縁眼鏡のむこうから、野田先生は俺に信号を送る。ここ、テストにでるぞ。ここ覚えとけよ。――でも、先生、ほんとに送りたい信号はそれなの?先生と生徒、先生と卒業生、先輩と後輩、幼なじみの同級生。校舎の中で生まれ、育ってゆくいろいろなイロコイを描いた、描き下ろし満載の草間さかえ傑作読み切り連作!

真昼の恋

真昼の恋

できる営業のつもりでいた中川正午が新しく任された取引先……そこは経営経験ゼロの天真爛漫な青年・岡崎一が営む、どう考えても潰れそうな町工場だった。リストラの前触れかと落ち込む正午をよそに、一は腹が立つほど前向きに仕事をこなしていく。年下の男は嫌いで、自分の名前も嫌いだった。それなのに「まひるさん」と嬉しそうに呼んで懐いてくる一が、次第に特別な存在になってきて……。

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「きれいな顔だけどキツイな(; ̄д ̄)」エンジニアの古賀が最初に思ったのはコレ。片田舎の彫刻家・遠野は、見た目と違ってかなりの変わり者だった。大雪に閉じ込められ、仕方なく泊まることになった古賀(実はゲイ)は、彫刻家の好奇心で「見せて、触らせて」と迫られる。「勃ったら怒るだろ!」とつい正直に怒鳴ってしまい…!?収録作品:王様のベッド/さくらんぼ/花/王様のおまけ

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