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ジキルとハイドと裁判員

ジキルとハイドと裁判員

裁判官・辺見直留は、ひとつひとつの案件に入れ込みがちで処理こそ遅いが、裁判官として希望に燃える有望な若手。頼りになる先輩判事・薬師寺の背中を追いかける毎日を送る中、ついに彼は2009年7月──裁判員制度導入初日を迎える。幸い、担当事件は単純なものだと思われたが…。正義とは何かを問う裁判員コミック!!

人気のコメント

名無し
3ヶ月前
『紙きれの中の幸せ』の終盤~ラストを教えます。 結局、梨果と紫の夫婦関係は完全に崩壊し、離婚確定の上で決別。梨果は何とか荷物をまとめ、引っ越しの準備を終わらせる。そんな時にふと、友人からメッセージが届きました。また紫が別の女と腕を組んでいる不倫写真が添付されており、梨果は「つくづくこんなクズ男と別れて良かった」と吹っ切れる。 ↓ 梨果は故郷の長野県にある実家で暮らすようになった後、出産後の仕事を得るためハローワークに行ってみると、偶然にも紫の不倫相手だった宮園と再会。宮園は逃げるように立ち去ろうとするが、梨果は不倫写真を通じて「紫は懲りずに浮気をしている」と教えるため呼び止める。宮園は梨果同様に紫との縁を切っていましたが、その不倫写真の女に見覚えがあったようで「画像が欲しい」と提供を依頼する。 ↓ 紫は梨果や宮園と別れてから会社の運営共々絶不調になり、それを解決するため社運を賭けた商談に挑む。しかし、商談のために顔を出してくれた社長から「仕事を受ける気は1ミリも無い」と一蹴し商談を拒否。実は梨果が宮園に提供した不倫写真に写っていた女性は、紫の商談相手になっていた社長の娘だった。当然、宮園のリークで紫の裏の顔を知り大激怒した社長は「金輪際、付き合うことは無い」と絶縁宣言されてしまい、それがきっかけで紫の会社は倒産に追い込まれていくことに… ↓ 梨果は子供(娘)を出産しシングルマザーになった後、何年かぶりに友達との交換ノートを読み、「雑貨屋を開きたい」という夢を抱いていたことを思い出し、地元の雑貨屋に就職。就職先の雑貨屋は、偶然にも梨果の元同級生の男性が営んでおり、彼もまた離婚し息子を育てるシングルファーザーになっていたことから、2人は意気投合するようになる。雑貨屋の商売は軌道に乗って、5年経過してからは東京に進出。その頃には2人は相思相愛の恋人関係になり、お互いの子供たちは疑似的な兄妹関係を築くほど親睦を深めていた。 ↓ 梨果は母子でスーパーマーケットの買い物をしていた際、偶然パートで働いていた紫と再会するが、梨果が連れていた娘には無関心であったこともあり、紫を「他人」と見なした上で無視する。紫は職場の先輩から𠮟責される。 ↓ 梨果「私たちは紙切れの中に生きてるわけじゃない・・・幸せはきっと自分と見つめ合って創っていくもの」 梨果と紫には「子供のまま大人になった人間」「長野県に実家がある」という共通点がありますが、「人との繋がり(人間関係)を大事にしているか否か」で元・夫婦の2人に大きな差が出たと思います。幸せの定義は人それぞれということを再確認させてくれる作品でした。