「飲みニケーション」とか言い出すのは『天龍源一郎 酒羅の如く』を読んだ後でも遅くないにコメントする
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名無し
1年以上前
酒豪レスラーと言えば天龍さん、という時期がありました。 酒豪としてもレスラーとしても最高で、その二つが合わさって とんでもなくドリーミーな存在に至ったのが天龍さん。 良くも悪くも、こんな酒豪やレスラーは、他に居ません。 そのあたりをちゃんと漫画化した作品だと思います。 そんな天龍さんですが、かつて全日本プロレス時代は 酒席を好まない馬場・鶴田と違い、 「俺は全日本の広報部長」と公言して、日頃に報道をしてくれる マスコミをねぎらう意味を込めて?酒を飲んだりしていたそうです。 ときには飲み過ぎて代金が足りなくなり、 馬場さんに代金を宜しくお願いしたこともあったとか。 しかし馬場さんはそれに関して一度も文句を言わず、 天龍さんも一言お礼を述べるだけ。 (ただし一緒に飲んだ人間には   「おい、馬場さんにお礼を言っておけよ」  と言っていたそうです。) お互いにクドクドと言及はしなかったそうで、 そこには馬場さんと天龍さんの信頼関係があったのでしょう。 その後、天龍さんは全日本を飛び出すことになり、 形としては馬場さんに不義理をしたことになるため、 馬場さんがお亡くなりになった時には葬儀に参列も出来ませんでした。 馬場さんの訃報を聞いた夜、天龍さんは かつて馬場さんと最後に飲んだ御寿司屋さんに行き、 1人で黙って酒を飲んでいたそうです。 天龍さんの酒は、ほんとうに素晴らしいです。