「村上絵里」での真咲もめちゃくちゃ性悪!! 絵里が隆司を好きなことを知りながら、彼と付き合う。隆司に「他の女子と関わらないで」と脅して束縛するなどといういじめと言わんばかりのDVを繰り返す(実際「気にするな」は「何も聞くな」という無言の圧力かもしれず、絵里にちょっかいを出した女子が隆司の登場で「これ以上彼に近づいたら、真咲にいじめられる」とおびえている)。その上で隆司に近づく自分以外の女子(特に絵里)を見下して嫌味を言うことも厭わない(真咲がクラスを恐怖支配しているようなもの)。
あのせいで隆司は「恋愛とは束縛によるもの」という真咲の歪んだ価値観を植え付けられ、真咲からのデートDV依存症かつ絵里が最悪の結末に。

隆司は真咲に対して強い愛情もなさそうだが、離れることもできずクソみたいな彼女とズルズル関係を続ける彼。仮に隆司が、自分に好意を寄せている絵里とラブラブになれば、隆司も絵里も歪まなかったろうが。
もとと言えば、真咲の父親が娘を虐待した事実から、彼女は親子揃って救いようがないわ。真咲は将来父親譲りの毒親になるわな。

デートDVやいじめ、虐待も立派な犯罪行為だよな。
人間回収車」には村上絵里のみならず、このシリーズでは柿沢伊織・小島瑠衣・沼田実久&坂口弥生・吉川真理・寺井乃愛&咲希・新田向葵・野崎恵那(この話は「病棟少年」)も該当し、いずれも酷いいじめや虐待を受けていて可哀想……。
いじめや虐待を見て見ぬ振りをする同級生や教師も許せないし、何しろいじめ加害者(悪女3人組(3、42)・真希たち・真咲・相田&秋本)や毒親が罰せられない(罰せられるとしてもかなり遅い)のが1番ムカつく。それで心が歪んでしまい、最悪の場合は自殺してしまうケースも実際にはあるのよ。

全体的に
…絵里と向葵はいじめ同然の行為(前者はカースト上位の性悪女に、後者は毒親に)をされていたせいで最悪の結末になってしまった(主人公を支える人物(前者は自分の想い人、後者は兄)も。比較的認められているが、結局は大きな被害を被っている)という共通点があるよな……。
→そうすると、DV親子(真咲と彼女の父親(元凶は父親だし、娘は「恋人は自分の所有物」「地味子はカースト上位者の自分に嫌味を言われていれば良い」という歪んだ価値観を持つ性悪女に至る))や「子は親の所有物」と思って殺すことも厭わない毒親(向葵たちの両親)は特にムカつく。

この話は懲悪のない胸キュンスカッと(スカッとジャパン)でもある。
…胸キュンスカッとの場合は主人公の想い人(好青年)が主人公(あまりパッとしないが一途)を、主人公への嫌がらせも厭わない悪女(見た目が派手(巻き髪やメイクなどギャル系)だったり、気持ち悪いほどぶりっ子だったり、スクールカーストを重視したり)から助けて主人公と両思いになるけど。
これじゃあ、主人公の想い人が悪女から酷いDVを受けているために悪い彼女に利用されて依存してる隆司や、悪女に嫌味を言われていじめられ続けている絵里が可哀想すぎる。隆司が絵里を助け出し結ばれれば最悪な結末にならなかったのに。

星の愚痴などネオンライトは聞いてない

星の愚痴などネオンライトは聞いてない

自身の人生に閉塞感を抱いていた百川咲月(ももかわさつき)。一人カラオケで日頃の鬱憤を晴らしていたある日、高校時代の同級生・鈴鳴陽日(すずなりあさひ)と再会する。「あの頃の俺には眩しすぎて、ほとんど見てることしかできなかったけど…好きだった。本当に」当時の想いを打ち明けられ、流されるまま一夜をともにしてしまった二人。献身的で真っ直ぐに想いを伝えてくれる陽日に、次第に絆されていく咲月。しかし彼の裏の顔は、女性を沼らせ貢がせるホストで……。

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