赤髪の女商人の感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 一巻発売当時ちょっと長めの試し読みを読んで面白かったので気になっていた今回読んでみたがいいマンガだった。転生などではなく主人公の女性の才覚のみなので話が進んでいくのでうまくいかない面もあるがそれもいい感じだった ・特に好きなところは? 主人公がしばらく市場に出ていくことができずにいて他の市場内の適正価格がわからないことをに気づくところと最終巻の話 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 主人公の才覚とそれに伴う葛藤、取り巻く状況、本人の意識していないところでの影響力の表現など良かった。ここ最近で良かった全3巻のマンガ何?って聞かれたら「赤髪の女商人」かなと言うね
「女商人」が主人公の、硬派な中世ファンタジー作品。よくありがちな異世界/中世ものかと思いきや、とても真面目な漫画でした。
主人公は色気よりも商売といった感じで、最初こそとっつきにくいですが、計算高く冷徹そうに見えて情の深いタイプ。周りを利用しながらも、自分の人生はきっちり自分で始末をつけるという強い意思を感じる主人公像です。
物語序盤で、同業者に騙され無一文になり、辿り着いた修道院の女性たちの所で、最初はお世話になります。そこで商いを興し、知恵を使ってお金を稼いで困難を乗り越えていく、という痛快なストーリーとなってます。
見た目はちょっと地味ですが、一度じっくりと読めば間違いなく面白いと言える良い漫画だと思います。