ことの発端は2008年のリーマンショック。当時高校生だった主人公・くるみちゃんの母親は家族に黙ってFXに手を出しており、2000万円を溶かした末に自ら命を絶ってしまいます。
くるみちゃんは「私がFXで金を稼げていれば母は死なずに済んだ」という強烈な衝動に囚われ、それを証明するためだけに漕ぎ出します、FXの沼へと!!母と2000万への思いを乗せて!!

とにかくかわいい絵柄で激重のバックグラウンドが語られ、カイジみたいなゴリゴリの博打オーラがほとばしっているギャップが最高です。1話のカラーで2014年現在いきなり2000万円ビハインドからスタートしてますからね。「祈れ。」じゃあないんだよ。

2話でいきなり「FXは実質ギャンブル」と言い切っているわけですがまさに新ジャンルのギャンブルマンガを目の当たりにできてワクワクしています!!!

くるみちゃんはお母さんを振り切るためにFXを選んでるつもりでいるけどやっぱり血は争えないんだな。この子も絶対やっちゃいけないタイプでしょ

ちょっと血反吐吐いた人は居ても、少なくともくるみちゃんはようやくエンディングに…

行ってくれよ、スタッフロール見せてくれよ、Thanks for reading!! って載せてくれよ!

ちょっと血反吐吐いた人は居ても、少なくともくるみちゃんはようやくエンディングに…

行って...

コミック最新刊(7巻)を買いましたが、33話~のスイスフランショック、演出面も含めて最高の出来でした。だけどコレどうやって決着するんだ…?
原作を追い越してしまったので、展開が全然予想つかない

なお、作者はこの話(スイスフランショック)が浮かんで、くるみちゃんを書き始めたらしい

FX戦士くるみちゃん

JD×FX=ホラー #1巻応援

FX戦士くるみちゃん 炭酸だいすき でむにゃん
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

〇〇×女子という作品は、ジャンルを緩く紹介するものを想像しがちですが、本作はそういう感じではありません。1巻を読み終わって、私自身の経験……FXでは無いけれども少しだけ相場(個別株)に触れていた時の事を思い出して、身体が強張りました。 主人公の女子大生は、過去に母親がFXで大損の末自殺に追い込まれたのを、自分の責任の様に感じている。 お金のためではなく、自分の戦いとして始めるFX。奨学金が貰える程の頭脳で、時間をかけてFXを学び、冷静さをもって始めたトレードでしたが、次第に泥沼にハマり冷静さを失ってゆく。危機に陥るたびに口当たりの良い言葉で自らをごまかし、気高い言葉で博打を正当化する主人公は見ていて辛い程。そこにゆるふわさはありません。 主人公を煽る投資仲間の存在も不穏。よく投資について助言したり情報を流す人はオンライン・オフライン問わず存在しますが、そういう人達が何を思っているのかを考えると、こういう人もいるのかもな……と、正直怖くなる。 カワイイ絵で描かれる表情の変化は次第に狂気を伴って、激しいチャートの浮き沈みに人が翻弄される様を残酷に描き出す。今まであった金融系漫画の泥臭さよりはむしろホラーに近い読み心地の、恐ろしい作品でした。

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