多分この世に存在してしまう悪女、、、
人の男に目がない女、、、多分本当に世の中にいるんでしょうね(TT) 恐ろしすぎる。。。 そして、根っからの良い子でまさか悪女に食われるとは、、、なんて展開になってしまう女の子もいるんでしょうね(TT) 男を欲して手段を択ばない感じは女の皮をかぶった猛獣かとww こんな女には出会いたくないーーけどちょっと覗き見したいーーという気持ちで読んでいます笑
職場に流された悪い噂を信じることなく、想い続けてくれた上司・東雲と付き合い始めた真奈。対する妃乃は、パパ活で知り合った男の口添えで真奈の会社に就職してくる。かつて想い人だった同僚・橋井を妃乃に盗られた経験のある真奈は不安を覚える。まさか、東雲まで奪おうとしているのではないか──他部署に移動になった真奈に対し、妃乃は東雲の部下として働き始める。妃乃の目的は勿論、真奈の彼氏である東雲だった。真奈の移動先に悪い噂を流し、東雲と距離を縮める妃乃。「私は可愛くて特別なんだもの」東雲を手に入れる為暗躍する妃乃の画策に、真奈は少しずつ気付き始める。高校時代、浮いていた自分に声を掛けてくれた、大切な親友。信じたくない。真奈の心とは裏腹に、妃乃は容赦なく東雲を奪おうとしていた。「妃乃って呼んで抱いてくれたじゃないですか!」
広告でよく見る漫画はなんやかんやで気になります。
特に嫌な女に振り回されるお話は最後まで見てスッキリしないと気がすまなくなってしまいます。
という訳で読んでみました。
SNSを通じて高校時代の友人と会ったらヤバ女で男取られた、乱暴に言ったらそんな話です。身も蓋もない話のようですが、真奈と妃乃の人物像の解像度の高さに引き込まれてしまいました。
人を疑うことを知らない純粋無垢なお人好し・真奈。
人の男を寝取るためなら手段は惜しまない悪女・妃乃。
善人と悪人のコントラストが過剰に描かれているようでありながら、どちらも絶妙に「いる」んです。
真奈を見下し、彼女の恋人をあの手この手で奪おうとする妃乃が許せないのはもちろんですが、妃乃を疑いもせず最後まで親友であろうとする真奈にも苛立ちを感じてしまいます。真奈の純粋さを受け入れられない自分に気づくと、なんとなく妃乃の気持ちも見えてくるような…。
本音を言えば、妃乃の過去や心のうちを深追いしたらもっと面白くなりそうな気はしますが、短くてスピーディーな物語の中に人間のいいとこやなとこがちゃんと凝縮されています。
単純なハッピーエンドではない終わりかたもわたしは好きです。最後まで真奈は真奈だし妃乃は妃乃らしくて素敵だなと思います。