へびいちごのかんずめ
閉じる
メニュー詳細
表題作の「へび苺の缶詰」は死んじゃって幽霊になった男が生前ずっと片思いしていた男に会いに行く話。男同士なのでちょっとBLっぽさもあるんだけど何となく雰囲気は夏雪ランデブーにも似てるな〜と思いながら読んだ。片思いされてた側の男は他の短編にも登場していて、その「空の箱庭」という話がこの短編集のメインにもなってる。描き下ろしの後日談もこのメンバーのもの。でも個人的にはアックスに掲載された「あさにかえる」が好きかな。21、22歳の頃に描かれた超初期の作品だそうです。収録してくださってありがとうございます!!ちなみに「ウタカタダンス'96」という短編は扶桑社から出版されてた『マリカ』という雑誌に掲載されたそう。わずか半年で休刊になった女性向け漫画雑誌だそうですが、こんな雑誌があったとは初めて知りました。河内先生は色んなとこで描いてるなとは思っていましたが、かなり色々ですね!