異世界信長の野望
物語の流れはタイトルの通り 転生したら異世界で、人を鑑定して潜在能力とかを見れる主人公は、領地に優秀な人材を引っ張ってきて大成していくお話 異世界ものらしい俺ツエーとかは無く、人材と知恵を使っていくのが主な話で、しっかり骨太な戦争をしたりなどなど、信長の野望のようなシュミレーションゲーム感あって楽しめた 王道ながらも骨太ストーリーは、異世界転生俺ツエーに食傷気味の人にこそオススメしたい良作異世界系でした
転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───! 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作! 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記! 転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───!
タイトルで内容はぜんぶ説明されてますね。あらゆる人間の能力パラメーターが見えてしまう「鑑定スキル」を用いて、優秀な人材をスカウトしながら領主を目指すというお話です。
主人公は、領主を継ぐまでに優れた人材を掻き集めなければなりません。鑑定スキルを使えば楽勝〜♪と思いきや、闇雲に鑑定しても良い人材が見つからない、見つけても簡単に自分の部下にすることなどできないし、対人間同士の関係性を構築しないといけない、といった苦労があります。この人材獲得までの過程がとにかく面白いわけです。
普段あまり読まないジャンルですが、なぜここまで面白いのだろうと考えると、原作に加えて、作画の井上菜摘先生の力量が大きい気がします。
逸材”が持つポテンシャルの描き方、互いの心理描写など細かな感情表現が本当に上手くて、なによりも説得力があります。
単なる”異世界系”で括るにはもったいない、王道マンガの風格漂う作品です。