メイドの雪さんスーパー可愛い
突然主人公の家に現れたメイドさん 元暗殺者で家事もできないポンコツなお姉さんだったが、暗殺者時代の闇から主人公のおかげでどんどん日常に染まっていく 暗殺者から狙われても日常を守るために戦い、普通を目指してく、とラブコメとバトルの塩梅がちょうど良い良作だった 冥土様ってタイトルはまんまその通りだが、かっこよさ目の表紙からのポンコツ落札が素晴らしく可愛い イラストも可愛いカッコいいのバランスが良く、今後にかなり期待できる良い作品に出会えました
元殺し屋のメイドさんに家族ができるまで。高校生・横谷人好の家に「雇って欲しい」とやって来たメイドさん。前職は殺し屋、特技は暗殺、家事は初心者… 無茶なお願いに戸惑い、断る人好だったが 彼女の心の純粋さに触れ、二人の不思議な生活がスタートし…!? これは、感情を知らぬメイドさんに情緒が芽生えるまでのお話。裏社会で孤独に生きてきたメイドさんに家族ができるまでのお話。切なくも楽しい、日常が始まります。
ある日普通の高校生・横谷人好(よこや ひとよし)がインターホンに出ると玄関に見知らぬメイドさんが立っていた。彼女は人好に「私を使用人として雇ってはいただけないでしょうか」と尋ねる。そのまま追い返すのもなんなので家に上げて話を聞いてみることにしたのだが、以前までどんな仕事をしていたのかと聞くと彼女は「主に暗殺や監禁・拷問などを嗜んでいた」などという。そんな彼女が、人好の家で使用人として暮らし始めるという物語。
このメイドの人物像は現状彼女の回想のみで語られているため詳しくはわからないが、暗殺などの隠密行動は得意な一方で料理や掃除など一般的な家事はからっきしで、メイドとしての働きはあまり期待できない様子。そんな彼女が人好の家で暮らし始め、今まで経験してこなかった日常や、彼女に自然に接してくれる人好の優しさに触れることで少しずつ人間らしい感情を獲得していくという様子が見られ、暗殺や拷問など物騒な言葉が飛び交う割にとてもほのぼのとした作品。
ただ、実は彼女が人好の家を訪れたは偶然ではなく理由があるようで、人好の方にも秘密がある可能性も示唆されているので、その辺りも含めて今後が楽しみな作品。
1巻まで読了