表紙こそホラー漫画の雰囲気だったけど、内容はホラーというよりサスペンスに近い。
少年が不良グループと付き合い出したことから、日常が壊れ堕ちていくストーリー。
序盤は古屋実作品に近い感じか?とか呑気に構えて読んでたが、どこまでも凄惨でグロテスクな描写が終わりなく続く。。
ある程度、胸糞が悪い展開だったり、グロ耐性がなければ、読み進めるのは難しいと思う…。
全体的にザラザラとした表現が漫画をさらに読み辛いものにしている。さらに登場人物の幻視体験が加わり、台詞が断片的になり、場面が激しく切り替わる。
3巻まではキツいながら読めたのだが、最終巻の4巻は本当に覚悟を決めて読まなくてはならなかった。止めようかとも思ったけど…でも全巻買っちゃったし、ここまで来たら最後まで読むしかないだろうって気持ちで読み切った。
ずっと精神攻撃を受けているような感じで早く終わってくれと願うばかりだった。作品として色々と表現したい意図はあったのだろうけど深くは理解できなかったのが口惜しい。
でも読んだことは後悔はしてない。
夫に捨てられ、故郷を離れ、中学に上がる息子と東京に逃げてきた中年女性。学校では“アスペ”と陰口される不良生徒。父子家庭に育ち、幼い妹の面倒を見ながらも やはり安易な選択をしてしまう13歳。人並みはずれた体格で残虐を好み、人殺しを夢想する怪物。監禁され“肉便器”にされている少女。クスリ、SEX、血と暴力……餓鬼道に堕ちた者たちが招き寄せてしまう、ひとではない禍々しい者とは……。
夫に捨てられ、故郷を離れ、中学に上がる息子と東京に逃げてきた中年女性。学校では“アスペ”と陰口される不良生徒。父子家庭に育ち、幼い妹の面倒を見ながらも やはり安易な選択をしてしまう13歳。人並みはずれた体格で残虐を好み、人殺しを夢想する怪物。監禁され“肉便器”にされている少女。クスリ、SEX、血と暴力……餓鬼道に堕ちた者たちが招き寄せてしまう、ひとではない禍々しい者とは……。