ウマタロ2024/04/07ババアヒーロー現る!! #推しを3行で推す・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 優しかったお婆さんから、奪衣婆の姿に変わる瞬間が最高。ぜひどこかで連載化してほしい ・特に好きなところは? 子ども向けに見えるが高齢者社会とジェネレーションギャップを感じさせる社会派な一面もあって良い ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! サンキューババアバーバ今木商事1わかる
ウマタロ2023/10/10いつか続き出してくれないかな…全身武器マンの哀愁漂うおっさんが主人公がひたすらに悪人をぶった斬るマンガ。 終戦後の架空日本が舞台で、荒廃したパンクな世界感がすごく好きだった。今でも読み返す度になぜこんなに面白いマンガが1巻で止まってしまったのかと、やるせない気持ちになる。 叶わぬ願いかもしれないが、もし続編があるならいつまでも待つのでぜひ読みたい。號鉄のジョニー友美イチロウ1わかる
ウマタロ2023/10/08立ち上がれ日本人日本のヤクザが北斗の拳みたいな世界に飛ばされて、悪党をやっつけて真の「ジャパン」を作り上げようとする物語である。とまあ序章部分だけで1巻が終わってしまうのだけど、三浦建太郎の初期作品というだけでも読む価値は充分あり。 このままだと日本は古代カルタゴと同じく滅ぶと予言され、原発問題から食料問題まで、当時の日本社会への問題提起がなされる社会派な側面も。外国人にやられっぱなし、媚びまくりの日本人に対して、尊厳とは何か、アイデンティティとは何かを突きつけられる。気付けばジャパンの一員として熱い気持ちになっていることだろう。 ジャパン三浦建太郎 武論尊2わかる
ウマタロ2023/10/01エロいけど良い話ちょっぴりエッチだけど、よく出来たストーリーで最終的に良い落語の噺を聞いたかのような気分になれる一冊。男だらけの長屋に引っ越してきた艶女「お曜」に男達が夢中になるお話で、つい女体ばかりに目が行きがちだが、それだけでなく江戸の長屋暮らしというものが、細かいところまで生活感豊かに描かれていることに驚く。そこに作者特有のいつものハレンチ視点が加わり、和のエロスが極まっている。月夜のお曜中島守男
ウマタロ2023/07/20あなたならどうする太平洋のアナタハン島で、唯一の女性「比嘉和子」を巡り、漂流した日本人たちが繰り広げた「アナタハンの女王事件」のマンガ版。 過去にテレビや映画、テキストサイトなどで何度も目にしてきたエピソードだが、何回擦っても色褪せないおもしろさがある。 もし自分がその場にいたらどう立ち回るか?どうすれば死亡ルートを回避できるか?なんてことを考えながら見るのがまた楽しいのだ。嬲り島~孤島に男32人VS.女1人~北上祐帆2わかる
ウマタロ2022/10/10狂気を感じさせる表紙だったが…いじめられっ子たちを集めて加害者に報復させるバトルロイヤルを開催するお話。表紙のヤバい雰囲気に惹かれ読んでみた。設定はわかりやすくて、序盤から期待値は高かったのだが、肝心の場面で過激さに欠け、若干の物足りなさを覚えたまま終わってしまった。やはりこういうマンガはどれだけ人間を醜く描けるかが大事。報復学園秋山弘行3わかる
ウマタロ2022/09/27決して見られてはいけない…目ざとい猿たちが人間に襲い掛かってくる恐怖まだ1巻の段階だけど面白い。目がバキバキのおかしな猿たちが現れる→人間が武器で撃退する→猿たちが武器の使い方を学習して襲ってくるという話の流れなのだけど、「さるまね」の力によって、コチラがやることなすことをそっくり真似してくる行為に得体のしれない恐怖を覚える。人間の残虐さがそのまま自分たちに跳ね返ってきているということでもある。いかに猿たちに知恵を与えずに倒していくかという駆け引きが戦いのキモになるだろうか。動物系のホラーやモンキーピークとか好きな人におすすめ。さるまね吉田薫3わかる
ウマタロ2022/09/11頭蓋骨を取り替えた男の復讐劇「善悪の屑」「外道の歌」の渡邊ダイスケ氏がヤンマガでデビューした時の作品。 表紙とタイトルで勘違いしそうになるが、何かの獣に変身したり不死身になる話ではない。弟を殺された青年がヤクザに復讐を誓うバイオレンスアクション漫画である。 ヤクザに殺されかけて運良く生き延びた主人公だったが、頭部を撃たれたことの恐怖を克服するために頭蓋骨をチタンに取り替えるという設定がこのマンガの肝。頭部にどれだけ致命傷を食らっても死ななくなったが、他の箇所を攻撃されたら普通に死ぬ上に、見た目が逆モヒで死ぬほどダサいという(笑) 先日マンガ沼という番組で渡邊ダイスケ氏が出演していた回を見たのだが、自宅の防犯が不安で、部屋の仕切りを強化ガラスにしたエピソードを語っていて、この漫画のことを思い出した。 外道〜のような残虐さはまだこの頃は見られないので、グロが苦手な人には逆におすすめできるかもしれない(?) 外道・善悪が好きなら読んで然るべきだろう。 半獣 頭を撃たれても死なない男渡邊ダイスケ1わかる
ウマタロ2022/06/18WORSTとセトウツミをあわせたような感じWORSTとセトウツミをあわせたような感じのテイスト。しゃべくりだけじゃなく、不良同士のケンカを上手く取り入れた身体を張ったギャグとか、いろいろと必死な感じが面白かった。大爆笑とまではいかなかったが。会話もアクションも上手いだけにどっちつかずな感じも。もう少し続いてたら化けてたかもしれない机上の九龍城長沢13センチ2わかる
ウマタロ2022/06/03スキマ時間で釣りを楽しむオジサン 釣り好き独身オジサンが会社帰りや仕事の合間にちょい釣りする漫画。(モチロン仕事はちゃんとこなした上で) サボって釣りしてるような人が”ダンディ"なのかはさておき、スーツ姿のままのんびりと釣りを楽しむ姿は、なんとも自由で解放感があり羨ましい。 都会の川釣りであっても、意外と情緒はあるものだし、人生ってそんなに堅苦しく肩肘はらずとも生きて良いんだよな…と思わせてくれる癒し系オジサン漫画である。 ちょい釣りダンディ阿鬼乱太2わかる
ウマタロ2022/04/27黒光りするアイツ…!!https://manba.co.jp/topics/36853 このクチコミを見て、「ピカリちゃんはなかなかしなないっ!」という漫画があったのを思い出した。あらすじに“世界初”とあるけども、それ以前に「害虫女子コスモポリタン」、そして「ごきチャ」という先駆者がいた、というツッコミを入れておきたいのはさておき、これ系の作品は最初から圧倒的な好感度マイナス状態から始まるわけだがGを限りなく萌化させたルックスと妖しげな動きの合せ技で、なかなかどうして可愛く見えてくるから不思議だ。まぁどう見繕っても元はゴキブリなんだけども笑。ゴキブリに関する豆知識を披露してくれる、おバカギャグだけでないマジメな一面もあり。ピカリちゃんが飲食店に居候しているのが何かと気にかかる部分だが、設定が屋外なら尚良かったかなあ。ピカリちゃんはなかなかしなないっ!三部べべ2わかる
ウマタロ2022/02/24誰よりも冷徹で冷静だったはずの男📷プーチンの生い立ちからソ連崩壊後、大統領に出世するまでの歴史を、マンガで気軽に知ることができる。KGB時代の武勇伝など、読み物として面白い部分も多いが、本の主張がやや親ロシア寄りで、「ロシアは民主主義で自由な国になった」といった、首を傾げざるを得ない主張も見られる。プーチンがネットでアイドル扱いされてた頃が今となっては懐かしい。まんがでわかる ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチントーエ・シンメ 名越健郎2わかる
ウマタロ2022/01/02腹の底から笑えてほんの少し感動できる #推しを3行で推す📷正直、男ウケしかしないタイプの下ネタ漫画ではあるが、秋田のバリバリの方言が下ネタを上手いこと中和してくれてるので、老若男女が読んでもきっと大丈夫!(なはず) 鮭と人の間に生まれた”サーマン”のキモさに慣れれば慣れるほど面白くなってくるので、まずは見た目に慣れるべし。とりあえず一話目を読んでみて、少しでもクスっと来たなら終わりまでイケると思う。逆にここで引いてしまったら読まないほうがよい。 サーマンに振り回されながらも徐々に成長していく主人公たち。これだけ酷い下ネタギャグをやりながら、人を感動させる力を持つ稀有な漫画である。 コミックDAYSで読了 https://comic-days.com/episode/10834108156643150695サーマン佐々木昇平2わかる
ウマタロ2021/08/05創業者列伝という名のゴシップネタのオンパレード(笑)「創業者列伝」と銘打っておきながら不祥事エピソードが中心で、その他はいつも通りの芸能ゴシップ系の下ネタが中心だった。 巻頭の「渋沢栄一 タブー人生」(作画・池田鷹一)は、特にタブーでもなんでもなく、正統派の自伝漫画だったので拍子抜け。良い漫画だとは思うが。 「なぜだ!」で有名な三越事件の岡田社長を漫画にしたやつが一番おもしろい。まんが鬼の創業者列伝コアコミックス編集部
ウマタロ2021/08/05タブー特盛野球のネタは若干飛ばしすぎだろって内容だったなあ。読売Gロゴのモザイクのかけ方がかなり面白い。「脱北女性人身売買の現実」「ウリ専に沈められた男」などの話は特に悲惨だ。「売春島――「最後の桃源郷」渡鹿野島(わたかのじま)」のルポ漫画は、原作のさわりをコミカライズしたような感じで、ほかのコミカライズがあれば読んでみたいと思った。まんが 2019年業界最初の悪特盛アンソロジー コアコミックス編集部
ウマタロ2021/08/05「私服警官見抜き屋」(漫画:駕籠真太郎)がよかった📷「私服警官見抜き屋」(漫画:駕籠真太郎) 歓楽街のガサ入れに来る私服警官を見抜くというお仕事。人の顔を覚える記憶能力+ 特殊な眼力+警察犬並の鼻を持つ老人の話。ネタ自体が面白い上に、味のある絵で、さすが駕籠真太郎というべきか、連載陣の中で、頭一つ抜けて漫画が上手いと感じてしまうw その他のおすすめネタ ・「知られざる競馬ビジネスの闇」 真偽はともかく、昔から噂のある八百長や馬肉系のネタ。若い競馬ファンは知ったらショックを受けるだろうな ・「山菜採りで死者続出」 主人公の顔が逃亡中の市橋容疑者という悪ノリがよかった。山菜採りは儲かるんだよね実録悪い人DX あわれなゴミ人間コアコミックス編集部2わかる
ウマタロ2021/07/13鬼爆コンビの中学時代編だよ湘南純愛組!鬼爆コンビの中学時代の過去を描いた短編。「GTO」は知ってるけど「湘南純愛組!」は怖そうだから読んでないって人におすすめしたい。本編で語られている中学時代の設定と違い、仲良し不良グループの青春が中心にあるので怖い雰囲気はだいぶマイルドになっている。藤沢とおる先生が理想とする不良の青春が投影されてるそうで、あとがきでは「湘南純愛組!」より「BAD COMPANY」の方がお気に入り、と書かれていた。個人的に湘南後期、BADCOMPANY、GTOの初期までは藤沢とおる先生の黄金期だと思っていて、一番ノリに乗って面白い漫画を描いてたと思う。誰も気付かないようなコマの片隅にまでギャグを差し込むなど、細かいところまでサービス精神が旺盛だった。ちなみに、おまけとして作者ロングインタビューも収録されていて今読むと結構面白い。過去の苦労話や、自身のヤンキー観など、意外と知られてない事実も多い。他所の大手出版社の暴露話も書いてあるのだが、なかなか凄い話が書かれていて苦笑した。BAD COMPANY藤沢とおる
ウマタロ2021/07/07矢沢永吉ミラクル借金返済術中盤に収録されている矢沢永吉の借金返済ストーリー「矢沢永吉ミラクル借金返済術」(原作・降青/漫画・横山アキラ)が面白かった。1998年、マネージャーの横領事件をきっかけに35億の借金を背負い、完済するまでを描いた短編自伝マンガ。これもまた「成り上がり」伝説。まんが衝撃の実話 悲惨な人 悪人と被害者、救えないドロ沼惨状コアコミックス編集部1わかる
ウマタロ2021/05/24お嬢様が競艇の女子レーサーになる物語競艇漫画といえば「モンキーターン」が有名だが、この作品も同じく90年代の漫画。同じ競艇漫画であっても、女子が主役ということで視点の違いや受ける印象はやや異なる。主人公・晶は、お嬢様の身でありながら、厳しい競艇界に飛び込むのだものだから、普通にいじめられるわ、女性差別を受けたりする。それでも健気に苦境に耐えながら、プロとして実力を身につけて、人間的にも成長していくというストーリー。主人公・晶は非常に良い子で応援したくなる娘なのだが、いかにも男読者をターゲットしたキャラ設定に陥ってたのは少々残念。やたらとサービスシーンが多くて、必死に努力している状況でもお風呂に入ってはハダカを見せてたので、そこまでしなくても…という気持ちになることも。とはいえ競艇に純粋な興味があれば充分楽しめる漫画である。競艇少女寺島優 小泉ヤスヒロ
ウマタロ2021/05/2390年代の暴走族雑誌「ティーンズロード」で連載していたバリバリのレディース漫画90年代の暴走族雑誌「ティーンズロード」で連載していたバリバリのレディース漫画。この頃はまだ暴走族系の雑誌が残っていたが、時代の流れとともに雑誌自体が廃刊となり連載が終了。2008年に上下巻の完全版の発売を最後に絶版状態が続き、2021年5月に電子書籍でまた復刊された。 作者・きらたかし氏が、実在のレディースチームを取材したエピソードを元にしたストーリーで、小さい頃からいじめられっ子だった少女が暴走族に入り、徐々にたくましく成長していくという物語だ。レディースという存在をかなり本気(マジ)で描いてるので、バイクを改造するわ、殴る蹴るの暴力は当たり前、タバコ酒、クスリ、男絡みの喧嘩など過激な描写も少なくない。普通の漫画だったら、美談になりそうなエピソードであっても決してそうは描かないのはリアルさを重視していると思われる。きらたかし氏の描く女の子はみんな純情な雰囲気を持っているのだが、そういう子がグレていき立派な族になっていく過程の生々しさといったら凄いのだ。 レディースにはレディースの仁義があり、男の暴走族とはまた違った仲間意識だったり、流儀があることがこの漫画を読むとよくわかる。あとがきを読むと、レディースの方々からの評判はかなり良かったらしく、令和になった今でも電子書籍で復刊されたというのも、いまでも根強い支持がある作品なのかもしれない。 「赤灯えれじい」のチーコの原型となった作品とされてるが、個人的にはそれと切り離して読んだほうが良いと思う。チーコ的な何かを求めてこの作品を読もうとするのはおすすめしない。少女暴走伝説 Fairきらたかし2わかる
ウマタロ2021/04/01生首マンガおしえていつの間にか増えたよーな… 前は気色悪かったのだけど、いまや見慣れてきた感すらある マンガではないが、これ系のジャンルの走りは、 2000年代の韓国の生首育成ゲーム「トマック」が最初じゃないかと思っている。 それより以前に生首を愛でるようなフェチ的なマンガがあったら教えてほしい。 https://i.ytimg.com/vi/43WgA0bkkSw/hqdefault.jpg自由広場1わかる
ウマタロ2021/03/30二世帯住宅で巻き起こるセクハラ攻防戦男ばかりの吉田家に嫁いできた多香子さん(30歳) 隙あらば男どもからセクハラをかまされ、自らもラッキースケベを提供して、吉田家の男たちを興奮させるという日常を描いた作品。 昭和っぽさがまだ残る時代設定だが、令和に同じことをやってたら炎上間違いなしの内容である。 直接的なエロ描写が少ないだけに、なんというか全体から漂うムッツリ度合いが非常に高い。自分も男だけど、こうして客観的に男の性欲のしょうもなさを見せつけられると情けなくも笑えてきてしまう。吉田家のちすじ中島守男
ウマタロ2021/03/23ロシア産の生物兵器が北海道へ上陸!人を襲いまくるアニマルパニックホラー! #1巻応援📷ロシアの怪しげな組織が産み出した生物兵器を載せた船が事故を起こし、北海道に漂着するところから物語は始まる。まずは冒頭のプロローグを読んでみてほしい。とにかく掴みがバッチリな導入である。人間の都合で捕まえられ、勝手に改造され、売られようとしている動物たち。セリフはなくとも伝わるものがある。シムグルは凶暴でありながら、神聖で荘厳な風格を持って登場する。そして少しだけ猫らしい可愛らしさも残されていて憎めない。シグムルを中心に一癖も二癖もある動物たちが揃っており、(特に「ナマケモノ」は要注目。)言葉をかわさずに一致団結して反旗を翻すのだ。なぜ北海道で罪のない人たちを襲うのか?と思ったりもするが、怒りと本能のままに人間を次々と襲う動物たちを見ていると、細かいことは忘れて解放感すら感じるから不思議だ。#1巻応援シムグル杉山敏
ウマタロ2021/01/14ナイスですね!タイトルと表紙を見ての通りAV業界の漫画である。「全裸監督」にあやかったタイトルだが特に主人公がパンイチで撮影する漫画というわけではない。 プロダクション会社を舞台に、女優のスカウトからデビューまでを描く話が多い。主人公は至ってクールガイである。ワケアリの女優を引き取って育てたり、女優を喰い物にする悪徳プロダクションを懲らしめて引き抜いたり荒事もスマートに解決する。エロとストーリーが半々くらいで丁度いい塩梅である。 「奴隷区 僕と23人の奴隷」「美しい犬」「ストーカー浄化団」など数々の胸糞マンガの名作を生みだしてきたオオイシヒロト原作とあって、面白さは保証されているが1巻時点ではウォーミングアップという感じ。まだまだこれから盛り上がってくと思う。全裸稼業オオイシヒロト 尾藤麻論