名無し1年以上前編集妖怪好きで大学でその研究をすることを夢見ていた女子高生のカオルは、親の借金のせいで高校を中退してしまう。仕事を求めて面接を受けるものの、いちいち雇用条件について細かく確認するため「めんどくさい」と思われてなかなか仕事が見つからない。そんな時に、叔父さんが社長を務めるベビーシッター会社で働くことになり、母が入院している4歳の女の子を担当するが…。 食事を与えるなどベビーシッターの仕事を一切せず「子供が引きこもっていたせいなんで」と言ってのけるカオルの性格(性格じゃなくて「特性」かもしれないけど)がホント無理だなと思った。 逆に細かいところをしっかり確認したり、子供がめちゃくちゃにした部屋を見て好意的に解釈して褒めるところ(作中のキャラがめんどくさいという部分)にはすごく好感を感じていただけに、そういうカオルの長所を全く活かさず「妖怪好き」という部分で問題を乗り切ったところが残念でならない。 あと妖怪好きという設定なのに、あまびえとかいう今や誰でも知ってるようなメジャー妖怪を出しきたところにも白けてしまった。 「高校生のベビーシッターと言えばアメリカドラマでお馴染みのやつ…!」と読む前から勝手に期待して、想像と違って落胆してしまったところもある。 三津キヨ先生の『ほぼねこ』はすごく好きなので、また別の読み切りを読んでみたいです。0わかるfavoriteわかるreply返信report通報
妖怪好きで大学でその研究をすることを夢見ていた女子高生のカオルは、親の借金のせいで高校を中退してしまう。仕事を求めて面接を受けるものの、いちいち雇用条件について細かく確認するため「めんどくさい」と思われてなかなか仕事が見つからない。そんな時に、叔父さんが社長を務めるベビーシッター会社で働くことになり、母が入院している4歳の女の子を担当するが…。
食事を与えるなどベビーシッターの仕事を一切せず「子供が引きこもっていたせいなんで」と言ってのけるカオルの性格(性格じゃなくて「特性」かもしれないけど)がホント無理だなと思った。
逆に細かいところをしっかり確認したり、子供がめちゃくちゃにした部屋を見て好意的に解釈して褒めるところ(作中のキャラがめんどくさいという部分)にはすごく好感を感じていただけに、そういうカオルの長所を全く活かさず「妖怪好き」という部分で問題を乗り切ったところが残念でならない。
あと妖怪好きという設定なのに、あまびえとかいう今や誰でも知ってるようなメジャー妖怪を出しきたところにも白けてしまった。
「高校生のベビーシッターと言えばアメリカドラマでお馴染みのやつ…!」と読む前から勝手に期待して、想像と違って落胆してしまったところもある。
三津キヨ先生の『ほぼねこ』はすごく好きなので、また別の読み切りを読んでみたいです。